最期の花
目覚めたら死んでいた、もう終わっているみたいだと気づいたよ、
背中から浴びたマシンガンが体を引き裂いていた、
目覚めたら彼はゼロでしかなく、膝から落ちるのを見てた、
掴みかかった指先に、ガードレールがすり抜ける、
影に流れた血の色味、それが黒く溶けてゆく、
どうでもいいや、穴だらけの体を抜ける風、
空をちぎる飛行機雲はクロスに咲いた、夕陽を始めるつもりらしい、
誰にやられた、別に誰でもかまわない、
ディップで立たせたスパイキー、赤黒さでしなだれた、
倒れる瞬間、長引く影のゆらめきだけは覚えてる、
目覚めたら死んでいた、もう終わっているみたいだと気づいたよ、
背中から浴びたマシンガンが体を引き裂いていた、
目覚めたら彼はゼロでしかなく、膝から落ちるのを見てた、
掴みかかった指先に、ガードレールがすり抜ける、
何が残った、何を色味に浮かべてる、
倒れた先に伸ばした指の、届かないまま、咲いた花の色は何色、
そいつはもう忘れない、
そいつはもう忘れない、