錆びつく赤茶に見せかけて こびりつくは乾いた血の色 傷つけ合った切っ先の尖るナイフを胸に抱く
虚空に振り回す 青さや灰を切り裂きたい それから開いた傷の向こう 何が見えるかそれを知りたい
しなやかなる軌跡を描く 淫らに垂れた赤だらけ まだ生きているって分かる
昨日見た夢の続きはもう見たくない 固まったのなら触らない
酷い死に方させたいんだろ かまわないよ
変わりに好きなように生きてやるさ それで恨みっこなし 悪くはないや
三日月みたいなナイフになって 取り巻くリアルを裂いてたい
三日月みたいなナイフになって あらゆる感傷、切り裂きたい
もう戻りはしないから
一瞬だけを奪いに行くから
もう戻れはしないから
瞬間、衝動、それを頼りに生きてゆくから