アウトローズ・オーケストラ | ワールズエンド・ツアー

ワールズエンド・ツアー

田中ビリー、完全自作自演。

完全自作、アンチダウンロード主義の劇場型ブログ。
ロックンロールと放浪の旅、ロマンとリアルの発火点、
マシンガンをぶっ放せ!!

ハリネズミみたいな頭、首謀者は野性を飼い慣らした一人の男、トランペット代わりにショットガンを担いでる。

ずらり並んだ獣たち、
血走る目に引き攣る口角、キューバの葉巻、カラスの羽根を刺したボルサリーノ、それぞれ好きな楽器を手にしてる。

春を迎える最期の雪がちらつき始めたセントラル・チェルシーホテル、怯えるドアマン、獣の一人、“ライヴやるから離れていなよ”、最後尾のハリネズミを迎え入れ、ホテルを占拠する賊の群れ、奏でる楽器を愛撫する。

敵討ちの演奏会、チェルシーホテルの最上階、獣たちはタイを緩めてカーペットを踏み鳴らす、吐く息、リズムを調えて、ボスの鳴らす合図を待ってる。

ジッポ擦る音、それがカウント、無法の群れは照明潰して敵陣に踏み込んだ、タバコの火花が敵の輪郭かすか浮かばす。

ざわめきやら怒号やら、弾け飛ぶノイズ、静止を待たない賊たちは復讐のオーケストラを鳴らす。

マシンガンのリズムギター、平手打つピアノのマシンガン、打撃の打楽器、ボトム支えるベース、彩るピストル。

ブラックスーツで揃えた獣、派手なライヴで仇を討つ、夜明けを待たずにチェルシー崩れて、男たちは埃と血飛沫、満足そうにタバコくわえて、足を引きずりアジトへ向かう。