五ヶ月前、皆既日食眺めたあの日、一人の男が旅立った。
バラを愛し、ガラにもなく花に詳しいロマンチスト、ゴッホに魅せられた男、VOGUEの表紙を飾るとウソぶいた男。
ギターマン、
空気を切り裂くリズムを撃つ男、
ギターマン、
通称“赤鬼”、なのに誰よりブラックスーツが似合う男。
あいつはどこへ行ったんだ? どうして今、あいつのギターは鳴ってない?
あるだけ感情ぶち込んで、吹き出す炎を浴びせた男、ひたすらコードを刻んだ男。
何をあんなに睨んでいたんだ?
何をあんなに睨んでいたんだ?
やっぱり天国、あの静かな笑みをたたえてんのか? 似合わないっちゃ似合わない、地声の業火を閃光ギターで掻き消してるのが笑っちまうくらい似合ってる。
まるでマシンガン、マシンガン・ギター、
あれは銃火器、マシンガン・ギター。
LOVE アベフトシ、あなたは僕らの誇りだ。