センターライン跨いだまんまアウトバーンの気分で走る、激突してくるのを待っている、先端割れた赤いパイロン潰しにかかって、避けてくクルマにクラクション、マシンガン鳴らして唾を吐く。
影を振り切り、爪先、アクセル踏み込んだまま。
アスファルト削ってまたたく火花、落ちてきた流星群に突っ込んでゆく。
ドロップ一袋、まとめてかじる、味なんてなんでもいい、甘い石ころ噛み砕いて体に砂利道、パイン・ソーダを流し込んだら水脈できた。
異常に発生したカラス、436対の黒い羽根、羽ばたくたびに暗闇降らせて、空を食い散らしに青のなかに次々突き刺さる、傷だらけの天、噴き出した血は夕焼けになって、世界に夜が来る。
雹みたいに地表めがけて止まない流星、その群れ向けてクルマを走らせる。
憂鬱やら退屈やら、そんなの全部忘れさせてよ。
ぶつけるから、
ぶつかるから。
悲しいやら不自由やら、全部焼き尽くしてよ。
弾け飛んでやるから。
弾け飛んでやるから。
君は大丈夫。