最近、X(Pじゃないんだよ、旧ツイッター)で、初心時代に編集さんにあれこれ言われ・・キツイな話を見かけるんですけども。お友達がなかなかにその本質のトリガーになることを書いてくださったので、自分も。

 

 

 

 

あやしい成り行きからいちおう(それだけはないと思っていた)デビューというかグインを書かせていただくようになった自分ですけど、つきつめて行くと"責任"の持ってゆきどころは違ってきますが、(でもそれは続篇プロジェクトに関わる部分であって)小説を書く、書き続けるぞ!という基本にして本質のところは、小説教室ひいてはもっと以前のアマチュア(7〜10年ごとにSF小説を中心に投稿していた大爆)時代と変わってないのかな、とは思っています。

 

書くか、書かないか、曲がりなりに小説を書いていた自分は「小説を書く人」というスタンスというか?精神のバランスボードに乗っかってはいたのですわ。というのも、太古の昔(ここでMac氏すかさず太鼓とやってくれ『ペガーナの神々』の時代か・・と一瞬納得しかけ)いやいや筒井康隆大先生の『乱調文学時的/あなたも流行作家になれる?!』を読んで、小説で生計を立てる荒技は自分ごときの非才にはほぼほぼ不可能という悟りというか気づきというか、そんなん地球の当たり前だょに二十歳前後には至っておりましたゆえ、あとはいかに「日銭を稼げる環境に身を置きつつ、小説(と趣味)に突っ込める時間をゲットするか」否かにかかっていたのが赤裸々な真実だったわけでして。。

威張れないことをむだに行稼ぎしながら書くな!はありますけれど、寡少の青春の愚行をかえりみての羞恥も・・こんな私めにもあるわけでしてユルシテお寿司。

 

健康上の理由とまあ元よりこの人生航路でいこか、からわりと最近お昼間の仕事を卒業し、ひさびさ「小説稼業一本」になっておる私ですが、なにせ武蔵野青色申告会の税理士から「オタクごときの売り上げでインボイス登録など烏滸がましい!!」とウソもボカシもない原文ママの、意見というより・・バトーの勢いでさとされた作家・宵野ではございます。還暦過ぎとは「余録の人生」と職人系実父が亡くなるまで言い続けてきたことですが、余録上等!こんなボロっちいカラダと内臓だけど、脳とそこを飛び交っている神経伝達物質(こいつらこそが俺のウソも言えない本体)の目が黒いうちは、やってやる書いてやろうじゃねえかい、なたまに思い出す下町気質であんじょうやっていこうと決意し直したところです。

 

まあようわからないタイミングでの決意表明ですし、依然進みがめっちゃ遅くてスミマセンですが、復帰の枝サーガ(七人の魔道師事件の陰で起きていた海寄り地方都市の怪しい事件)執筆と、本伝につらなる『ルアーの火箭』の準備は着実に進めておりますゆえ、読者の皆皆様もう少々お待ちくださいね。深海じゃない深夜と夢を挟んでの早朝というゴールデンタイムにじわじわ抽出し煮出しております。外伝のは色っぽいムードになる予定です(当社比)ほんとよ☆

 

     

                宵野ゆめ 拝