番外編 ユノ目線
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ジェジュンと初めて喧嘩したクリスマスの次の日、俺は一人向かった所がある。
これは、ジェジュンにも話していない俺だけの決意表明・・・
仕事の空き時間、
俺は近くの教会へと足を運んだ。
クリスマスも終わり、殆ど人のいなくなった静かな教会
厳かで、重厚な扉を開けると、窓から注ぐ日の光が反射して教会の中をキラキラと照らしていた。
あまりの眩しさに目を細めながらも、
真っ直ぐ、飾られている十字架の元へ歩を進める。
俺の胸にはジェジュンからプレゼントされた十字架のネックレスが光っている。
クリスマス、ジェジュンは恥ずかしそうに四角い小さい箱からネックレスを取り出し
『ユノに似合うと思って・・・』
そう言って、自らこれを俺につけてくれた。
コツコツと俺の足音だけが響く・・・
その音が止めて、顔を上げると
目の前には
十字架に張り付けられた、イエス・キリストの姿
俺は、その前に跪いて両手を重ね、握り締めた。
イエス様
俺、恋をしました。
俺の人生で初めての本気の恋。
相手は、俺と同じ、男です。
許されない恋、でしょう・・・
でも、
あいつの顔を見れば心が癒され、あいつに触れれば胸が騒ぐ、
そして、触れたいと、抱きしめたいと・・・
この腕で、あいつを守ってやりたい
ずっとずっと、
永遠に
俺の、一生傍にいて欲しい
そう思えた相手なんです。
こんな感情は初めてで
愛おしくて愛おしくて・・・
愛おしすぎて、
怖くなった。
大切にしてやりたいのに自分の狂いそうな程の感情のままあいつを抱き締めたら、壊してしまうのではないかと・・・
俺達の事が世間にバレて、反対されて、・・・
結果、守れず、あいつを潰してしまうのではないかと・・・
俺では、あいつを幸せにすることが出来ないのではないか?
もっと、あいつを上手く愛せる人間の方がいいのではないか?
そう、考えました。
でも、
違った。
あいつは、ジェジュンは
俺を真剣に愛してくれている。
自分の初めての感情に脅えていたんです。
自分のコトしか考えていなかったんです。
人を愛するということがどんなことなのか解っていなかった。
ジェジュンの愛を信じていなかった。
あいつ、全く世間とか目に入っていなかったんです。
ジェジュンは真っ直ぐ、俺を愛してくれていた。
俺ばかりが、好きなんじゃない。
ジェジュンも俺を求めてくれている。
もう、迷わない。
もう、悲しませない。
反対されたらとか、あいつを壊してしまったらとか
もう、関係ない。
俺の全力で
ジェジュンを愛する。
俺の全てで
ジェジュンを守る。
そう、誓うために今日は来ました。
神に反対されようとも、俺は、
ジェジュンを愛します。
「随分と熱心に祈りを捧げているんですね。」
閉じていた目を開け、声のした方へ視線を送ると、
そこに、神父様が立っていた。
「お祈りじゃないんです。決意表明かな?」
「決意、表明ですか?」
「はい。」
俺は、立ち上がり、神父様の顔を真っ直ぐ見つめた。
「僕の一生を掛けて、一つの愛を守っていくことの。」
俺の顔を見た神父様は、一瞬目を大きく開き、直ぐ様、穏やかな笑顔を俺に向けてくれた。
「まだ、お若いのに・・・」
「もう、出会ってしまったんです。僕の唯一の存在に・・・だから、」
「その決意表明を、神に?」
「はい。」
「お相手の方は幸せですね。それ程までに愛されて。」
「どうですかね?昨日も泣かせてしまいましたし・・・」
「大丈夫です。きっと。その愛があれば。苦難も逆境も、乗り越えていけるでしょう。では、私は神に祈りましょう。貴方方の愛がずっと続くように・・・」
「ありがとう、ございます。」
「貴方とお相手の方に、神の御加護があらんことを・・・」
俺は、神父様にお辞儀をして、教会を後にした。
これが、ジェジュンにも話していない、俺とジェジュンの最初の神への誓いだった・・・
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あとがき
実は、続きがあったんですね~。
ユノ氏は確か、キリスト教徒でしたよね?
よく、ジュンちゃんはミサに行くという話は聞いてましたが・・・
十字を切るユノをよく見かけますよね。
まつあれ見るとちょっと胸がぎゅっとするんですよね。なんでかわかんないんですが・・・(笑)
ユノの独白というモノを書きましたが・・・
まぁー難しいったら、もう・・・
自分のボキャブラリーの無さに泣きたい気持ちになりますわ。
そんなんでも小説書いてんですよ。
書きたいんだったら、もっと、頑張れよ、自分!!
精進しま~す。
お話も貯まってきたから、放置中のフォレストサイトも手をつけたいですねぇ。
今日はTONEツアー、福岡公演ですね!
まつは大人しくお留守番です~。楽しんで来てくださ~い!!