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自宅に到着して、車を降りる。
そして、家に入り、リビングまで足を進めるが、部屋の中は真っ暗で・・・
でも、そこにはソファーに座るユノの後ろ姿があった。
テレビが付いていて、そこから漏れる光がユノを照らす。
微動だにしないユノを不信に思って、俺は恐る恐るユノの顔を覗き込むと、
ユノは、ソファーに座ったまま、すやすやと眠っていた。
なんとなく、ホッとした俺は、リビングの電気を付けて、ユノの隣りに腰を落とした。
眠っている顔は、なんとも幼い・・・
俺はしばらくユノの寝顔をぼうっと眺めていた。
ユノ・・・もう怒ってないかな?
昨日の電話でのユノの言葉を思い出す。
『・・・俺って、そんなに信用ないのかな・・・』
・・・信用してるに決まってる。
ユノの愛は、いつだって真実だった。
あの時から、ずっと・・・
悪いのは、俺。
ユノを愛し過ぎてしまった、俺なんだ。
「んん・・・」
ユノが身じろいだ。
起きたのかな?
「ユノ?」
「・・・・。」
眠りは深いようだ。
ユノの誕生日まで、まだ時間はある。
その間までに色々準備をしよう。
でも、その前に、ユノが風邪を引かないように、部屋から毛布を取りに行こう、と席を立ったら・・・
「ん・・・う、・・・じぇ、じゅん?」
ソファーが揺れたことにより、ユノが目を覚ましてしまったようだ。
「起こしちゃった?ユノ。疲れてるならベッドで寝よう?」
ゆるゆると目蓋を開けるユノ。
でも、その瞳は俺の顔を見ることはなく、真っ直ぐ、前を見ていた。
「夢、・・・見てた。」
「夢?」
少しだけ、ユノの声が掠れている。
「懐かしい・・・記憶・・・」
ふっと息を吐き、ユノはぽつりぽつりと言葉を繋げた。
「ジェジュンと思いを通わせた、初めての、クリスマス・・・
初めて、ジェジュンと、喧嘩した、あの日・・・」
「ユノ・・・」
偶然にも、今日、俺もその記憶を呼び起こしていた。
ユノは俺の手をそっと包み込んだ。
その手は、とても温かくて・・・
「ホント、あの時は・・・まだ、俺、ダメダメだったな・・・今もだけど・・・
あの時、俺はまだ、人の愛し方が解らなかった・・・
ジェジュンと付き合うまで、何人かの女の子と付き合ったけど、
でも、こんなにも・・・胸を焦がしてしまいそうな恋、したことなかった・・・」
ここで、初めてユノの瞳が俺の瞳を捉えた。
握られた手はそのままで・・・
「俺、あの時からジェジュンを愛しすぎてた・・・でも、その気持ちをどうすればいいのか分からなくて・・・
ジェジュンに触れたくて、抱きしめたくて・・・そう思えば思うほど、ジェジュンを遠ざけた。
こんな嵐のような感情のまま、ジェジュンを抱き締めたら、お前を、壊してしまいそうだった・・・大切、過ぎて・・・」
「・・・ゆ、の・・・」
ユノも俺と、同じだった・・・んだ・・・
「ジェジュンが、不安がっていたのは、知ってた・・・寂しいそうな目で、俺を見ていたことも・・・
ジェジュンに『大嫌い』って言われて、何も言えなかった。お前にそんな事言わせてしまって・・・
お前への愛しかたが解らない状態で、こんな臆病な俺がお前の傍にいていいのか?・・・離れたほうが、・・・ジェジュンの為じゃないのか?とか・・・あのクリスマスツリーの下でジェジュンを待ちながら、思ったんだ。
その時は・・・な。
でも・・・
金や銀のモールに溢れる人並みから、お前を見つけて・・・
小さい箱を抱いて俺を見るジェジュンは、泣いてたな。」
その時の記憶を語りながら、俺の頬に手を添えて、愛おしそうに見つめられた。
その瞳に俺の胸がきゅっと締め付けられる。
「ゆの・・・」
「あの時のジェジュンの顔、今でもハッキリ覚えてる。涙と鼻水でぐっしゃくしゃのひっどい顔してたな。」
クスクスと笑われて、折角の甘い空間が払拭された。
「なっ!!もう!ユノ!!」
バシっと音がするほど、ユノの肩を叩くが、その手を掴まれ、そのままその手にユノの口付けを落とされた。
「ゆの・・・」
「でも、俺の元に、泣きながら駆け寄ってくるジェジュンを見て、
どうしようもない程、胸が締め付けられた。
そして、お前をこの腕に抱き留めて、気が付いた。
離れるなんて、死んだって出来るハズがなかったってことを・・・
自分でもどうしたらいいのか解らなかったジェジュンへの思いに、答えを見つけたんだ。」
ユノは俺の手を握る手に力を込めた。
「ジェジュンがいれば、それでいい・・・
俺は、ジェジュンのためにいればいい
・・・もう、きっと、お前しか愛せない。
俺の人生でたった一つしかない愛が、ここにある・・・
だから、逃げていないで、ちゃんとジェジュンと心を通じ合わせて、・・・ジェジュンと愛を伝え合えばいいんだって・・・そう思ったんだ。」
「ゆの・・・」
「ははっ・・・また泣いてる。」
「だってぇ・・・」
やっぱり、ユノの愛は絶対なのだ。
俺だって、ユノしか見えなくて、ユノの傍にいたくて・・・
俺のたった一つしかない愛も、ここにあるんだ。
「昨日はゴメンな。馬鹿なこと言った。「信用してない」なんて・・・俺も、ジェジュンに会えなくて辛かったから・・・」
「ううん!俺の方こそゴメン。いつまでも不安がって・・・ユノが好きだから、愛してるから・・・」
「いいんだ。離れていた時間、抱いて、抱きしめ合って、
キスをして、愛をもっと、深く伝え合おう。
ジェジュン・・・好きだ。愛してる。」
「・・・うん。俺も、ユノ、愛してる・・・」
頬を伝う涙を擦り、ふと、時計を見ると、もうすぐ日付が変わろうとしていた。
「あ!ゴメン、ユノ・・・俺、何も準備してない。ケーキ買ってあるから、ちょっと待ってて!!」
俺は慌ててソファーから立ち上がろうとしたら、ユノに腕を引っ張られ再びソファーに逆戻りした。
「ユノ?」
「後でいいよ。それより、今は、ジェジュンを抱きしめたい。」
そう言って、俺を抱き上げ膝の上に座らせた。
腰に回した腕に力強く抱き締められ、首筋に顔を擦りつけるユノ。
「はぁ・・・・ジェジュンだ・・・」
そんな一言に俺の胸は震えた。
そして、俺も、心に出来た隙間を埋めようと、ユノの頭を抱き込んだ。
気持ちいい・・・
満たされる心・・・
「ジェジュン・・・」
名前を呼ばれて、ユノをそっと離すと、キスをされた。
カチっと時計の針が零時を指す・・・
そのまま、俺は目を閉じた。
『生まれてきてくれて、ありがとう。ユノ。』
そう、心の中で、囁きながら・・・
君がいればそれでいい
二人だけを二人は
信じていられるはずだから
君のためにいればいい
いつも、心を通わせ、愛を伝え合って
たったひとつしかない愛が
ここにあるのだから
強く 二人は結ばれてる 強く
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あとがき
歌詞を引用した小説って、
ホント、難しい・・・(-""-;)
ま、そんなこんなで、今回、書かせて頂きましたぁ~。
なんつーか、前回からの話の流れで、安易に続きが想像できるのが・・・(笑)
何時まで経っても未熟者です。
えーむぃさん、どうでしたでしょうか(^^ゞ
てか、インフルですか!?大丈夫ですか!?
まつ、インフルってなったことないんですよね。だから、どんだけ辛いってのが分からなくて・・・
こんなんでも少しでも癒しになれば・・・
皆さんも風邪やインフル流行っているそうなので、気を付けてくださいね?
それにしても、やっとユノと同い年ですわ。
まつはジェジュとユノと同じ、85年組なんですが、ユノが早生れの御陰で、ずっとユノより年上だったんですよね。
まったく・・・・
奴より年上なんて・・・
納得いかないっ!!
こんな日曜日のお父さんルックが似合う人より年上なんてっ!!!
あ~やだやだっ!!
ちなみに、まつは外見、よく10代に見られます。
最近、得にそうでして・・・悩みでもあるんですよねぇ・・・←いろいろ不自由なんで。
やっぱり、色気が足りないんでしょう!
この人みたいにっ!!
やっぱ、上海んときのこのジェジュ子は色気満載ですねぇ~。
ジェジュンさん。その色気、私にもちょっと分けて頂けませんかね?←相手は男だぞ
はぁ・・・ジェジュ子を見習わなければ・・・
このカップルと同い年とは・・・
思いたくないっ!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
よって、二人の誕生日を心よりお喜び申し上げます!!←ソコ?


