正直言って、あいつを抱きたくて仕方なかった。
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「喧嘩」
一人、映画の撮影に奔走するジェジュン。
殺人的スケジュールの中、慣れない俳優業に精神的にも肉体的にもギリギリの状態だったはずなのに、あいつは笑顔を絶やさず、仕事をこなしていた。
しかし、移動中や打ち合わせ中に時折見せる疲れきった表情。
いつもだったら、「ゆの~。疲れた~。」なんて言って俺に甘えてくるのに、今回に限って甘えてこない・・・
少しでも甘えたら、きっとボロボロなってしまう。それを恐れ、俺にも弱気なところを見せれないのだろう。
あいつも男だ。仕事に対してプライドがある。
だから、俺もジェジュンに触れない。
しかし、メンバーとして・・・・・さらには、恋人として、そんなジェジュンを見ていられなくて、俺はマネージャーに掛け合い、無理やり休みをねじ込ませた。
突然できた休み。上機嫌の俺のお姫様。自分側の都合で休みになったとしたらジェジュンはきっと怒るだろうから、ジェジュンには絶対秘密。
「5人でいたい」と言うジェジュンに、リビングでくつろぐメンバー。
ユチョン、ジュンス、チャンミンはゲームで騒ぎまくり、俺とジェジュンはソファーに座り騒ぐ弟達を微笑ましく眺めていた。
密着して座るジェジュン。時折、俺の腕をツンツン突いて、お決まりの口に手を当てたポーズでニコニコ俺に耳打ちをする。
どうしよう・・・・めちゃくちゃ可愛い・・・
久し振りにじっくり感じるジェジュンの声、ぬくもり・・・匂い・・・
スケジュール上、ご無沙汰である。
でも、今日はジェジュンを休める為に無理を通したのだ。頑張ってるジェジュンに自分の汚れた欲望なんて、そんなもの、決してばれる訳にはいかない。
今は、ジェジュンの為、ジェジュンを休ませる為、我慢・・・我慢だ。俺。
触れる温もりやジェジュンの匂いに、湧き上がる欲望を必死の思いで押し殺す。
なのに・・・・こいつときたら・・・・
「ねぇねぇ、ゆの。俺、明日の午後まで休みなんだぁ。」
「え?そうなのか?よかったな!ジェジュン!!」
・・・知ってるよ。俺が「ゆっくり寝させる時間をよこせ」とマネージャーを恐喝したんだから。
「うん。だからね?・・・・俺ね・・・・あの・・・ね・・・?」
急にモジモジし始める。
「どうした?ん?」
「あの、ね?・・・・俺・・・・ゆのとえっち・・・したいなぁ・・・?だめ?」
「え?」
突然のジェジュンの発言で俺の熱は一気に上がる。しかし、今、この可愛いお願いに理性を飛ばして、感情のままこいつを抱いてしまったら、無理をさせてしまうのは必至!!!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダメだ。」
「なんでぇ?いいじゃんっ!!俺、ユノとしたい!!ユノを感じたいんだもん!!!」
くっそ!!可愛いなっ!!!こいつ、分かっててやってんじゃないだろうな!?
しばらく、「したい」「ダメ」の攻防が続いく・・・
ホントに・・・・・こいつは、俺の気も知らないで!!
「ジェジュン。・・・今は貴重な休みなんだから、こういう時こそ身体を休めないといけないだろ?」
「分かってるけど・・・」
「分かってるんだったら、そういうこと言うな。キチンと睡眠を取って、明日の撮影までに体調を整えないと。な?」
「・・・・・・・。」
分かってくれただろうか・・・
俺は取り敢えず一安心をして、一旦崩れ落ちかけた理性を再び取り戻そうと前を向いた。
すると、隣からぼそりと声が聞こえた。
「ユノ・・・・浮気してるんでしょ・・・・」
「・・・・・はぁ?」
「ユノ・・・・他に女ができたんでしょ・・・?」
何を言い出すんだ!こいつは!!
「ジェジュン・・・・なんでそうなるんだ・・・?」
再びジェジュンを見ると、顔を赤く染め、瞳には涙が溢れ出そうになっていた。俺は極力声を押さえ、冷静さを失わないように務める。そしたら、
「だって、そうじゃん!ユノは余所で他の女抱いてるから、俺とそういうことしなくていいんだ。そうなんでしょ?・・・・・はっきり言ってくれていいんだよ?・・・・・俺のこと・・・・飽きたんでしょ?」
「っ!!??いい加減にしろよっ!!ジェジュン!!!」
思わず、キレてしまっていた。
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すいません。取り急ぎ、途中まで・・・・(´Д`;)
次回は甘々にしたいっ!!!出来たら・・・(-"-;A