周匝茶臼山城から林道を少し戻るともう一つ山城があります。

大仙山城と言って、周匝茶臼山城の出城と言われています。

現在は保存会の方々の尽力により案内板等道も整備されているのですが、廃城後も放置状態で手付かずの状態だったらしく、そのおかげで遺構の状態はかなり良いです。

 

早速入っていくと小さな説明板があり、遺構に関する説明が書いてあります。

真夏でこの状態はかなり良いですね。

 

こちらは大堀切です。

 

大堀切の先に連続堀切があります。

郭っぽい所に連続堀切があるので、見方によっては破城痕にも見えますが(案内してくれたフォロワーさんはそう思ってたらしい)、私には連続堀切に見えました。

こちらは少し薮ですが、堀切は確認出来ます。

 

大堀切のすぐ隣にある堀切の竪堀部分です。

 

大堀切から先は10分弱ほど遺構が無い道を歩くことになります。

下の写真はその道中の郭と勘違いしそうな場所です。

 

もう一つの城域に到着。

このまま畝状竪堀群がある方向に向かったのですが、その途中に竪堀がお出迎え。

 

畝状竪堀群に到着です。

西側のみ掘られているのですが、現状かなり浅くなっています。

確か17、8本だったと思います。

 

こちらは二郭で土塁が巡らされています。

 

主郭は特に何も無かったので、そのまま南側に行くと湿地帯がありました。

これは井戸かなと思ったのですが、違いました(汗)

 

するとその近くにちゃんとした井戸がありました。

現在も水が湧いているのでしょうか?

 

こちらは畝状竪堀群の上付近にある虎口で、この辺りの土塁がやたら主張が激しいというか、ちょっとした迷路っぽくなっています。

実際どこにいるか判らなくなってたのも事実です(大汗)

 

今回のログです。

周匝茶臼山城のログも近くにあるので、位置関係が判りやすいです。

 

今回の拉致(小原山王山城事件と命名)により大幅にルート変更したフォロワーさんとの城跡巡りはここまでで、フォロワーさんと別れた後、福山市に取っていたホテルへ向かいました。

 

標高160m

比高差-12m(林道より)

 

駐車場座標(34.552524,134.052006)

林道脇に駐車スペースあり(2台位)

 

Special Thanks to【琉球守】シーロさん