地元のフォロワーさんが整備が進んで登りやすくなったから是非来て欲しいとオススメしてくれた鷺城。

雪解け後を狙って行ってきました。

 

鷺城は東北中央道の米沢八幡原ICの南の山の麓にあり、詰めの城である早坂山館が山頂にあります。

現在は保存会の皆様の尽力により、駐車場、トイレも完備していており、駐車場への表示もあります。

入口は下の写真のカーブの所から入る道が出来ているので、ここを入っていきます。

 

こちらが新しく立てられた案内表示です。

 

登りきると白い敷石が敷き詰められた駐車場があります。

写真左側が仮設トイレです。

 

鷺城、早坂山館への入り口(写真撮り忘れた)にはこのようなマップがあります。

私はこのマップを写真に撮って両方の城へ行きました。

 

案内表示に沿って墓碑を見ながら早坂山館へ向かう為、第一居館群の主郭へ。

居館跡はそれほど広いってわけでもなく土塁もありません。

ここを通り抜けて早坂山館へ向かいました。

 

早坂山館から下りて一旦駐車場まで戻り、装備を軽くした後に鷺城へ向かいました。

途中の分岐点から大手道へ行く事が出来ます。

下の写真のような案内表示があります。

 

北大手道の案内表示がありました。

雪の影響なのでしょうか、破損してました。

 

北大手道から横にそれて行くと堀切(北)があるので、そちらに向かいます。

 

堀切(北)に到着です。

規模はそれほどでもありませんが、堀切があるだけでもテンション上がりますね。

 

大手道と南郭への分岐点に到着です。

 

取り敢えず大手道へ向かいます。

 

主郭手前まで来ると桝形虎口がお出迎え。

結構明確です。

 

こちらは桝形虎口を上から見た写真です。

 

登りきると主郭です。

東側に伸びている郭で、結構広いです。

東端まで行くと堀切(東)があります。

 

こちらが堀切(東)で開口幅16m位あります。堀底へは後程向かいます。

 

主郭南側にも小さな桝形虎口があります。

 

馬出、横堀の案内表示を見つけました。横堀へ向かいます。

 

予想以上にきれいな横堀と土塁がありました。

この先に堀切(東)があるのですが後程。

戻って南側へ進みます。

 

南郭の先端部へ着きました。

この先を下りると堀切と土塁があるみたいなので下りていきます。

 

下りてみると中々良い感じの堀切と土塁がありました。

 

堀切は横堀となって北へずっと伸びているようなのです。

その前に横堀から南にある郭を経由して南大手道を通り、南端にある第二居館群主郭へ向かいます。

 

こちらが第二居館群主郭です。

郭自体かなりの広さがあります。

 

南大手道から堀切まで戻り、横堀の堀底を歩きながら北へ向かいます。

下の写真は南側の堀切を北側から撮ったもので、横堀より少し高い位置に堀切があるのがわかります。

 

横堀沿いにある土塁から泥田堀が見えるみたいなので、今度は土塁上を歩いて北へ進みます。

 

泥田堀の案内表示です。

泥田堀は幅が結構あり、下りて歩いてみようと近くまで行ったのですが、流石にぬかるんでたのでやめました。

 

更に北へ進むと東側の切岸の高さが段々高くなっていきました。

そのまま堀底を歩きながら北へ進みます。

 

横堀はそのまま東側へ続いており、取り敢えず横堀なりに進んで行きます。

 

さきほど見た横堀です。

堀底から見ると結構深いですね。

そしてこのラインが美しい。

 

横堀の先に堀切が見えてきました。

 

と、振り返ると竪堀がありました。

堀切から続いているみたいですね。

 

それにしてもこの切岸、登れそうかなと近くまで行って見ると結構角度ありました。

 

こちらが堀切(東)です。

城内で一番深い堀切です。

 

こちらは主郭の反対側の郭から撮ったものです。

 

東郭を経由して清水のある場所へ向かいます。

目印は下の写真左側の案内表示です。

道は無いけど、何となく進めば行けます。

 

水が流れている場所に到着です。

 

こちらが清水です。

現在も湧き続けています。

 

今回のログです。

赤が早坂山館、黄緑が鷺城です。

 

整備がどんどん進んでいるようなので、私が見た時よりも見やすくなっているかもしれません。

中々良い感じの山城なのでオススメしておきます。

ちなみに全域見て回った場合、駐車場⇒早坂山館⇒鷺城⇒駐車場で3時間位掛かります。

 

標高346m

比高差62m(鷺城駐車場より)

 

駐車場

鷺城駐車場(37.531756,140.085443)

※普通車10台分位の大きさあり

 

駐車場内に簡易トイレあります。

柏崎市のHPに載ってたのは以前から知ってたのですが、場所が特定出来ずにいた時に私のフォロワーお二方が今年の6月にここに行った事で場所が判り、行って見る事にしました。

 

鳴鶴と書いて「めいかく」と読む山城なのですが、この山城は刈羽黒姫山へ行く途中にあります。

鳴鶴城は別名里見城とも呼ばれ、新田氏一族の里見義益が築城したと伝えられています。

 

早速刈羽黒姫山の登山口へ向かう事に。

柏崎市のHPによると、刈羽黒姫山への登山口は4ヶ所あるらしいですが、鳴鶴城へ行くには水上地区にある別俣コースから登ります。

下の写真の所から2km行った所に登山口があります。

 

2kmほど走ると下の写真の自動車待避所があるので、ここに停めて登ります。

柏崎市のHPにもこの待避所を利用して下さいと記載されていますので、安心してください。

 

待避所のすぐそばに登山口があるので、ここから登っていきます。

一応熊の生息域でもあるので装備は万全に。

 

道は整備されており、とても歩きやすいです。

この日は雨でしたが木々が生い茂っているおかげで登山道は濡れておらず、特に問題はなかったです。

 

ハイキングコースにもなっており、シーズンになると登山客が数多く訪れます。

 

刈羽黒姫山の途中に三角点があります。

ここが標高397.6mになります。

 

三角点から刈羽黒姫山方面に少し登った標高415m地点が鳴鶴城の城域です。

この奥の薮、登山道の両脇の薮に突入してみたのですが、いくつか削平地がありました。

しかし土塁や堀切など一般的な山城の遺構は特に見つけられませんでした。

もしかしたら有事の際に村民が逃げ込む隠れ城なのかもしれませんね。

 

木の根元に石の地蔵様でしょうか、鎮座していました。

 

眺望は中々良い感じで、晴れてれば日本海が見えてたと思います。

このずっと先は黒姫山なので、このまま下山しました。

 

今回のログです。

ログが終わっている所が主郭です。

他の登山口からも行けますが、結構距離があるので別俣コースが最短距離かなと思います。

 

標高415m

比高差170m(黒姫山登山口より)

 

駐車場

黒姫山登山口横の自動車待避所(普通車10台)

※林道黒姫山線は冬期間通行止め

この日は雪解け後に行って見ようと以前から思っていた鉢巻山城へ行きました。

別名は大沢城と言って、大沢氏の居城と伝えられています。

麓の東養寺が平時の居城と言われており、当時の地形が残っているようです。

 

鉢巻山城へは写真の林道を車で行けるところまで登っていきます。

 

こちらが平時の居城と言われている東養寺です。

現在の道路からは一段高い位置にあります。

 

東養寺の本堂です。

 

林道手前にはハイキングコースの案内板があります。

記載されている城山が鉢巻山城です。

 

案内板の観音コースを登っていくと、写真のような駐車スペースがあります。

停めれるのは2、3台ってところでしょう。

 

ここからはテレビの電波塔があり、管理道路となっているので車では行けません。

先程の駐車スペースから徒歩で登っていく事になります。

 

アスファルトの部分が無くなり、未舗装の道が山頂まで続いています。

 

電波塔が見えてきました。

 

城域に入りました。

天満宮への分岐点がありますが、ここは城山山頂の指示に従って道なりに登っていきます。

ちなみに写真左側を直登すると畝状竪堀群があるのですが、見ての通り行けるレベルでないので今回はスルーです(笑)

 

主郭に到達です。

電波塔が建っています。

 

電波塔の横には大沢城址と彫られた石碑があります。

その横には説明板があります。

 

こちらが説明板です。

 

三角点を探そうと薮に入ると祠がありました。

 

主郭をグルグル回っても三角点が見つからないので、思い切って激薮の中へ。

ありました、三角点。

 

眺望も中々良いです。

実はこの下に畝状竪堀群があるのですが、見ての通りなので諦めました(笑)

 

今回のログです。

ログ見ると渦を巻いているように見えますね。

 

標高305.2m

比高差125m(5枚目駐車場より)

 

駐車場

5枚目の写真の所

※6枚目の車止めチェーンの手前(普通車3台)