この日、整備を行って城下町土塁の草刈りを行ったという砺波市の学芸員さんのツイートを見て、早速増山城へ訪れました。
気温は朝の時点で30度超えてました。
ちなみに私は何回か来ているのですが、何故か全て真夏の7月なんですよね😅
下の写真は増山陣屋(休憩所)です
車はここに停めて登城口へ向かいます。
増山城関連の資料やパンフレットはここにあるので、それを見ながら行くのもありかと思います。
※2017.7.16撮影
登城口へは和田川ダムを渡って行きます。
橋を渡ると登城口で説明板と冠木門があります。
案内表示も充実していて距離とかも記載されているので、すごく助かります。
大堀切の案内板があり、この両脇に堀切があります。
上の写真の所を登ると見事な堀切があります。
F郭です。
大堀切の先にあります。
F郭の先にあるのが馬之背ゴ。
L字の土塁と西側の斜面に竪堀があります。
竪堀を確認するのは冬の方が良いかなと思います。
案内表示の分岐点に到着。
ここは二ノ丸へ向かいます。
途中に又兵衛清水があります。
この先の二ノ丸方面の途中に石垣があります。
こちらが石垣が残っている場所です。
写真中央付近に見えています。
安室(あぢち)屋敷方面に向かうと大堀切があります。
ここは安室屋敷~鐘楼堂の大堀切です。
鐘楼堂からは馬洗池が見えます。
こちらが馬洗池です。
今は草ボーボーなのでこの状態ですが、冬に来ると明確に判ると思います。
この写真はK郭北側の堀切です。
こちらは二ノ丸南側の横堀で、ここを進んで行くと南櫓台方面に行くことが出来ます。
二ノ丸、南櫓台方面の分岐点です。
ここは南櫓台方面へ向かいます。
正面に見えるのが鐘撞堂で、この手前に堀切があります。
こちらが無常と呼ばれる郭~鐘撞堂の堀切です。
こちらが鐘撞堂~南櫓台の堀切です。
南櫓台です。
この西側に畝状竪堀群があるという事で行ってみました。
あまり整備されてないのか何となく判る程度です。
二ノ丸付近まで戻って無常へ向かいます。
この先に行くと、先程見た鐘撞堂の堀切が見えます。
こちらは二ノ丸です。
二ノ丸と記載されているのですが、郭の規模や大堀切、隅櫓が2つあることから増山城の本丸と考えられており、案内板と神水鉢があります。
こちらが二ノ丸にある鐘楼堂です。
ここから安室屋敷が見え、手前に大堀切があります。
こちらが鐘楼堂からみた大堀切で、階段がある郭が安室屋敷です。
こちらは一ノ丸です。
帯郭があるらしいですが、草ボーボーで確認出来ませんでした。
冬か春先に来たいですね。
切岸がエグいです。
今度は池ノ平等屋敷方面へ向かいます。
竹林が美しいです。
向かう途中に足軽屋敷跡があります。
池ノ平等屋敷の向かいに神保夫人入水井戸があり、説明板も設置されています。
写真左側が池ノ平等屋敷跡です。
1段高くなっています。
虎口は二ヶ所あります。
そのまま進むと支城の亀山城への入口が見える道路まで出ます。
道路を手前側に行くと支城の孫次山砦へ行くことが出来ます。
道路側に下りると手前側に小判清水があります。
亀山城、孫次山砦に行き、その帰りに安室屋敷に。
写真右側にも見えてますが、高さは2m位の土塁で北側~南側にかけて囲ってあります。
一通り見終わり駐車場から城下町土塁を見に行きました。
案内表示も出ているので迷わずに行くことが出来ます。
城下町土塁前に到着。
説明板が建てられています。
ちなみに写真中央が土塁です。
土塁前には説明板が設置されています。
現存している土塁の長さは80mだそうです。
とても見やすくなってました。
せっかくなので一番端まで行ってみました。
反対側から見ると土塁のラインがきれいに見えます。
ちなみに土塁は写真右端で切れていますが、本来は下の写真の橋手前まで全長160mあったそうで、見ての通りS字にクランクしています。
発掘調査では食い違い虎口の跡があったそうです。
橋を渡った先にある西側の登城口です。
今回のログです。
支城と城下町土塁の場所を記載しておきます。
増山城は比高はそれほどないものの支城を含めるとかなり大規模な山城なので、時間に余裕を持って訪れて下さい。
見所が有り過ぎるので満足出来ると思います。
標高120m
比高差71m(登城口より)
駐車場
増山陣屋駐車場(普通車25台)
続100名城スタンプ設置場所
砺波市埋蔵文化財センター:富山県砺波市頼成(らんじょう)566(庄東小学校敷地内)
開館時間 9時~17時
休館日 毎週月曜日、毎月第3日曜日、国民の祝日(国民の祝日が月曜の場合、翌日も休館)
年末年始(12月29日~1月3日)
入場料 無料
※御城印、増山城グッズもここで購入出来ます。
登城認定証、とやま城郭カードはこちらで配布しています。