越後最高傑作とも言われる高柳城を最高の状態で見たくて、3月6日、13日、20日と毎週のように通いつめ、ようやくその時は訪れました。

 

高柳城のアクセス、歴史についてはこちらをご覧ください

 

 

写真は上高柳バス停ですが、このバス停の前(写真右端)も停める事が可能です(道幅が3車線分位ある)

 

上高柳バス停より城跡全景。

 

雪もすっかり無くなっており、心の中でガッツポーズしながら登城口へ向かいます。

 

ここが登城口です。

標柱が立っています。

 

3月6日に来た時は残雪が20cmほどありましたが、この時は全て溶けてました。

 

登り始めて最初の分岐点で、左側に行くと御殿清水があるので、先ずはそちらに向かいます。

 

歩くこと2、3分ほどで御殿清水に到着です。

前回来た8月の時はよくわかりませんでしたが、雪解け直後なので明確に見る事が出来ました。

 

分岐点に戻り、登り始めて5分ほどで竪堀が現れました。

この竪堀、虎口手前で逆Uの字になっています。

 

郭Ⅳへの虎口で、虎口の両側には横堀があります。

 

この写真が逆Uの字になっている竪堀です。

 

この写真は虎口南側の横堀で、ここを歩いて行くと横堀の端に堀切があります。

 

途中で虎口側に振り返った所。

 

南側の横堀の端にある堀切です。

 

土塁上から見るとこんな感じです。

 

その堀切から下ると畝状竪堀が4本あります。

 

畝状竪堀を別角度より。

写真右側の堀切は途中で折れて落ちており、畝状竪堀と合流しているのがわかります。

 

畝状竪堀から虎口側へ戻り、今度は北側に向かいます。

 

この写真は虎口から北に伸びている横堀で、コンベックスで測ったら深さ1.6mありました。

.

 

この横堀の北側は途中から竪堀となって落ちています。

せっかくなので落ちてみました。

 

と、その前に横堀を虎口側に振り返ってみます。

堀底に落ちている標柱はどこに立っていたやつなのでしょうか?

 

下に降りると他に3本竪堀がありました。

 

この写真は横堀~竪堀の所を下から撮ったものです。

 

3本の竪堀を別角度より。

 

今度は下から。

 

竪堀を滑りながら登っていき、郭Ⅳへ。

郭Ⅳの西側には土塁があります。

 

この写真は北端の竪堀で3本あります。

 

この写真は一番北端の堀切で城内で一番大きいです。

 

堀切から郭Ⅳを経て主郭へ。

主郭には標柱が立っており、その背後には土塁があります。

 

この写真は主郭北側の切岸です。

登ろうとしましたが無理でした(笑)

 

主郭下の郭には残雪がありました。

ここから主郭に登ろうにも流石に無理です。

 

郭Ⅳの北側部分で帯郭っぽく細くなっています。

 

戻る時に郭Ⅲより横堀を覗いてみたのですが、横堀下の堀切までハッキリと見えました。

 

この写真は戻る時に撮った郭Ⅳから見た虎口で、技巧的で私が一番好きな部分です。

 

これが今回のGPSログです。

 

攻城履歴

2020.8.11(1回目)

 

標高227m

比高差107m(登城口より)

 

駐車場

本都寺前の駐車スペース(37.606488, 139.128180)がベスト。

上高柳バス停の所にも停めれるスペースがありますが、南蒲原森林組合の方が整備するときに停める時があります。