名実ともに高齢者になっている。

満67歳である。

ヘルパーさんに近くのスーパーで刺身のサク(マグロとサーモンとイカ)を買ってきてもらい刺身を引いてもらった。昔は包丁を自分で研いでいたが今はできない。通販で買ったとても切れる包丁(ストーンバリア)は極薄い刃なので刺身もOK。刺身包丁もあるけど不慣れということでそうした。とても美味しく祝杯をあげられた。

今日は私の守り神とおがんでいる祖母の命日でもある。私が三歳の時に亡くなった。以来私の誕生日会はお坊さんのお経が唱えられていた。私は何だか不思議な気持ちになっていった。そして「お祖母ちゃんは僕の守り神だ」と思うようになった。

詳しい記憶はないが祖母はすでに寝たきりだった。三つ子の魂百までとよく私の名を呼んで話をしてくれたり聞いてくれたりしてくれたらしい。私の記憶ではっきりしているのは顔でも話したことでも無くて真っ白い掛け敷き布団である。いつもパリッと糊がかかった布団が何故か記憶に焼き付いている。合掌&母に産んでくれてありがとう(母には電話で伝えた)。