当たり前だが歳をとる。
老化現象がひたひたと寄ってくる。
酒量がめっきり減った。暮らしには優しいのだが、ここ数年週に一度の晩酌で満足する生活習慣がみについた。
残念なのは鍛え上げた足の筋肉がブヨブヨになっていること。
良いこともある。
死生観がまるで変ってきた。
以前は死について考える事さえ恐かった。最近は母を見送れたら良しと思っている。歳の離れた障害を持つ妻には悪いが生への執着理由とはならない。
薬(双極性障害・睡眠薬)も随分変わった。
おかげで悩んだあげくに思いっきり落ちることは無くなった。低空ながらも飛行できて上がることもできるようになった。
生きていればこそ人様に迷惑をかけるが、僅かでも役に立てていることがある。
生かされている間は肩の力を抜いて生き抜いてやろうと思う。