奨励会をご存知だろうか?将棋のプロに認定されるために対局を重ねる集団である。6級から三段まであって三段リーグを勝ち抜いた者が四段に昇段してプロとなる。

25歳を過ぎるとかなりの制限(優秀な成績を残す)を受けて至らぬ人は退会になる。いわば第二の人生を選択することになる。かなり厳しい会なのだ。(詳細の規定は難しいので省略)

中学生で四段になれた棋士がいる。その数少ない棋士の一人が藤井八冠である。その前が渡辺九段、その前は生ける伝説羽生九段でその前が谷川九段だっけか。加藤ひふみんが最初だったと記憶する。

私は3歳くらいの頃父の手ほどきで将棋を覚えた。以来60年以上将棋のファンである。加藤一二三氏が現役のころと他の4人は四段当初から応援していた。幸せ者である。彼らの活躍をリアルタイムで応援できたのだから。勿論、うつ発症後は将棋は観戦だけであるが観るだけでハラハラドキドキする。私の読み筋が当たるようになると終局間近ということになる。それも又楽しである。藤井八冠の行く末は見守ることができないがそれでも満足である。