空は はれて いるのに 

こどもの ころのように

おひさまを見ようとしない

 

それは もう 太陽という

感謝や親しみを

失った名前のせいか

 

空は はれて いるのに

まるで 泣き出しそうな

こころの中を見ようとしない

 

それはとても薄くてもろい

プライドという文字を

守りたいだけなのか

 

ねぇ君の声を聞かせてよ

かざりの無い言葉で

やたらカッコつけたがる

バカなおいらを笑いとばしておくれ

ねぇおいらの声は届いてるかい

恥を知らない言葉で

想いを伝えようなんてね

バカなおいらを笑いとばしておくれ