山に向かって叫びたいことある？
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もう、そんな歳ではないなぁ。かと言って学生時代や青年時代にあったのかと問われると覚えていないとしか言いようがない。
好きな人の名前や思いを叫ぶことなどできない。受験に追い詰められたこともない。
彼の地では「大声コンテスト」なるものがあるらしいがコロナ禍でどうなっていることやら。
近くであっても行きはしないけどね。
時々、独り言を言う。時に大きな声を出して妻に「どうしたの？」と聞かれる。とても内容は言えないので「どぅちゅいむに＝沖縄言葉で独り言の意味、ごめんよ」と謝る。体がだるくて家事をしたくない時のため息みたいなものなので妻に話しても詮無き事である。