二日目は封じ手はAI予想通りの2一飛車から始まった。お昼休憩前に羽生九段にミスがでた。緩手というよりミスと言える。一気に五分に評価が変わった。

お昼休憩の後再び羽生九段がリード。互いにそうなのだがAI候補手以外を指すと一気に逆転という手番が続いた。持ち時間は羽生九段が一時間以上リードしていた。78手目の藤井王将渾身の7八飛車。対して羽生九段の4六歩。名局になる。結果は解らないがそう確信した。

結果は羽生九段が勝利してシリーズ1勝1敗のタイに戻した。

やはり藤井王将は強い。今局に限っては羽生九段の全盛期を彷彿とさせる良い将棋だった。

番将棋、それも七番だから楽しみである。