思い出の花 -86ページ目

閉じ込めた雨


雨が全てを閉じ込めて
静かな朝
テレビの明かりが
部屋を照らし
テレビの音が
部屋に響く

テレビだけが
元気な朝
朝食も
何だか色褪せて見え
食欲が閉じこもり
みんなでテレビに
見入ってる

雨が全てを閉じ込めて
憂鬱な朝
テレビを眺め
唯一出るのは
溜め息ばかり

五行歌


┏───────┓
│卒初 傘君黒 │
│業恋 をの板 卒
│式に 差名に 業
│の降 し前書 の
│雨る  にい 雨
│     た │
┗───────┛

引きこもりと価値観


世間の崖っぷちを渡り
毛ガニの様に
横にしか歩けなく
怖がっては
伊勢エビの様に
後ろに歩き
動きたくないと
アワビの様に
へばり付く

タコやイカの様に
真直ぐ進めぇ
気持ちをサバの様に
キュッと締めて進めぇ

何を言っても
ダイヤの様に
堅物で
外出もせず
金の様に
ズッシリ構え
行事が有っても
プラチナの様に
酸化しない

タコやイカの様に
柔軟になれ
頭をつみれの様に
練って柔軟になぁれ

自分の価値に気付かず
お札の様に薄っぺら
お高いので使えない

硬貨の様に
細かくなぁれ
鉄も鍛えりゃ
鋼に変わる
埋もれていたら
価値はゼロ
表に出てブランドに
なぁれ