思い出の花 -66ページ目

彼岸花


今日は お彼岸墓参り
行かなきゃ
先祖ひがんでバチ当たる

菊に線香
桶に水
家族揃って墓参り

隣りの墓は大きくて
家の墓より良く見える
気持ちは
金で買えないんだと
一生懸命 手を合わせた
半坪ばかりの小さな墓石

手を繋ぎ帰る家族に
ご先祖様もホッと
胸を撫で下ろしてるだろうよ

愁架~シュウカ~


鳴く鈴虫 偲ぶ声
薄れる光に憂い泣く

日に鳴く蝉
月に鳴く虫
短い時を憂い泣く

止まらぬ流れ
立ち尽くし
流れる波に術も無く

ただ振り返り偲ぶ声
曇る光に術も無く

時の定め 想いつつ
子の糧ならばと
命亡くして

マリオネット


眺めてる
見られてる
仕方ない……
ガラスの部屋に
居るのだから

喋ってる
言われてる
仕方ない……
ガラスの部屋に
居るのだから

可愛いとか
ブスだとか
評価される部屋
誰でも見れて
簡単に覗けるトコロ

自分を知って欲しくて
共感されたくて
ガラスの部屋に入った

罵倒や中傷も受ける
仕方ない……
自分でガラスの部屋に
入ったのだから

言われるのが嫌なら
暗い部屋で鍵を掛けて
暮らせばいい
私は何を言われても
気にしない
私は私だから