思い出の花 -113ページ目

『伝う』


風伝え
貴方の香りを乗せ

雲伝え
貴方の面影を乗せ

空伝え
貴方に逢える時知らせ

土伝え
近付く足音
貴方と知らせ

胸伝い
溢れる喜び
言葉で伝え切れない

~愛の花~


恋愛体験を基に、感じた想いを綴りました。
初唄、愁唄、失恋唄。

『奏でる者達』


この広く洒落た
オーケストラホールで
出番が来るのを
待っている

昔は毎日出番が
在ったものだ
最後に奏でたのは
何時だったろう

奏でる演奏者は
色んなジャンルの者達
舞台に立つ時を
並んで待っている

=いよいよ奏でる時=
僕達を君が
手にした瞬間から
静まり返った
オーケストラホールで
君だけの為に奏で
章が進む度
君だけの心に響く
一冊の曲に成る

涙を流す者
ホッと
胸を撫で下ろす者
最終章を演じ切り
僕達の奏でた言葉は
君の心に……
何時までも残る

何時の日か
また逢いましょう