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こんにちわ!
どうも、けんちゃんです!
今回の偉人の似顔絵は
点字開発者 ルイ・ブライユさんです!!!
戦争では情報を敵に知られないようあらゆる工夫を凝らします。
"今日の午後3時 ●●島の敵軍基地に総攻撃を開始する!"
重要な情報を敵に悟られないようにする方法として古今東西
"暗号"というものが使われていました。
19世紀のフランス軍も暗闇でも敵に気づかれない
暗号文書"ソノグラフィ"を開発しますが実践で使用されることは
ありませんでした。
今回の主人公、ルイ・ブライユさんは
1809年にパリの東にあるセーヌ=エ=マルヌ県で生まれます。
ブライユさんは、幼い頃、
誤って目に大怪我を負ってしまったことがきっかけで
目が見えなくなり、盲学校に通っていました。
ある時、ソノグラフィの開発者シャルル・バルビエさんという方が
盲学校の生徒さんに、自分の作ったソノグラフィを使ってはどうか?
と、学校へ提案に来ました。
ルイ・ブライユさんは今までは浮き出し文字と呼ばれる
実際のアルファベットがそのまま立体になった文字より
遥かに読みやすいソノグラフィに感動します・・・が同時に
多くの点を打たなければならないなど、問題点も発見しました。
それらを改良し、ついに現在も使用されている
6つの点だけですべてのアルファベットや計算、音楽までも
表現できる、ブライユ式点字を発明しました!
現代は世界各国で点字を表す言葉として
"Braille" =ブレイユ(ブライユの英語読み)が使われています
そんな目が見えない方の可能性を大きく広げた偉人
ルイ・ブライユさんの似顔絵を描かせていただきます!!
下書きの下書きです。
今回、点字開発者のルイ・ブライユさんを描くにあたり
色々と僕の中でやってみたかった手法があったので
勉強の意味も込めて少し工夫をさせていただきました・
・目の見えない人でも
参加できるイラストは描けないか?
・デフォルメ以外で
似顔絵を楽しませることは何かできないか?
最初の試みとして僕なりに考えてみました。
まだまだ甘い所も多々あると思いますが
以下の方法を試してみました。
■ブライユさんが幼少期に使っていた浮き出し文字のごとく
点字を描く道具を使って顔の輪郭などを立体的に表現
■痛くない、目の細かい紙やすりを貼って、触って材質の違いを
楽しんでいただく。
■以前から気になっていた"木の紙"を使ってみる。
別の紙にいろいろと試して納得できたのでいよいよ下書きを開始
きちんとしたサイズにしたかったのでパソコンを活用します。
背景も下書きOK!
色を塗っていきます。
まずはお顔から
ブライユさんは全部、塗りました。
背景も貼り付ける部分以外は塗っておきます。
点字を描く道具で輪郭や顔のパーツを立体化させていきます。
立体的な部分が全部つながってボコっとなってるより
点々になっているほうがわかりやすいかなぁ・・・
と思ったのですがどうなんでしょうか?
機会があれば盲学校さんとかで意見いただきたい
トレース台を使用してカットした紙やすりや木の紙を貼り付けます。
触ること前提なので瞬間接着剤でガッチリ接着
完成です!
木の質感やヤスリの触り心地、
顔や目、口にあるボコボコが気持ちいいですよ!
ちなみに左上の青い四角には
いじんのにがおえ
右上の紫の四角には
るい ぶらいゆ
と、点字を打っています。
触っていただけないのがちょっと残念
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先述しましたが、まだまだ完成には程遠いです
制作していて気付いただけでも
ヤスリとヤスリの間を結構、広げたつもりでも
一つにつながっているように感じたり、
顔の近くのヤスリが輪郭の点々の感度を邪魔したり
ヤスリに色を塗ろうとするとペンが痛んだり
・・・ 探せばまだまだ問題は多いです
ブライユさんが、ソノグラフィの問題点を発見し
それらを改良したように
僕も"多くの方が楽しめる似顔絵"に改良すべく
これからも精進していきたいと思います
以上、偉人の似顔絵、ルイ・ブライユさんをご紹介しました。
にがお絵ショップオープンしてます。
可愛く描きます。
応援よろしく!