久しぶりに
素晴らしい本を見つけた
完全に私の趣味の中での話だが……
詩集 『ゲットーに咲くバラ』
ヒップホップアーティストのトゥパックが
18〜20歳頃
有名になる前に書いた詩集である
ノートになぐり書きのように書かれた詩だが
繊細で文学的才能に溢れており
黒人差別や貧困の中で生き抜いてきた
燃える魂が表現されている
その後
天才ラッパーとして名声を得た彼だが
当時、ヒップホップ界は
西海岸と東海岸で抗争が激化しており
25歳で銃撃されてしまった
鋭い言葉で人間の本質を書いた
女性詩人の石垣りんさんよりも
もう少し深いところから
詩を書いた人だと思う
こういう人なかなかいないなあ
詩は作者のスピリットそのものであり
本で1番好きなジャンルです
今朝起きたら
虹が2重に出ていた
この世を去った
偉大な詩人達は
虹の向こう側から
今の世界を
どのように見つめているのでしょう?
今日も素敵な1日を