待ったなしで


翌日となった


私は通常業務をこなしながら


失ったマニュアルの作成を開始し


アルバイトさん達が入力した書類に


ミスがないか目を通した


1番怖いミスはガーン


6月2日(日)コンサートホール

ピアノ発表会の申し込みを


6月3日(月)で間違えて入力したとする


土日はいつも大人気


間髪入れずに、他の団体が


6月2日(日)を押さえてしまう!!


これは会議室の申し込みも同じで


研修会、面接、入社式、講演会など 


日や時間の入力ミスは 


社会的影響が大きく


私の命は1つでは足りなくなるゲロー


その他に私は


チケット予約電話や


通常の電話応対に追われたりと


早朝から深夜まで職場に貼り付いていた


ガラパゴスルール を社長に


ゴリ押しした手前


残業代はつけずに


なんてことありません爆笑


ポーカーフェイスで通した


ピアノを弾く時間も


自分の時間もない


失敗したら


ガラパゴスルールは廃止となり


アルバイトさんの勤務回数は固定となり


自由に創作活動する時間を失うことになる


誰もが必死で働いた


そんな中


演奏活動を休止した私のもとに


どうしてやめるのだ!


ウィーンまで行っておいて!


後悔するぞ!


もう2度とチャンスはないぞ!


という説得や批判が届きはじめた


私を育ててくれた多くの先生方や


応援してくれた友人、知人


コンサートをした時には


チケットを購入してくれた人がたくさんいた


私が批判されるのは当たり前のことだった