小説、川村元気さんの『世界から猫が消えたなら』を読みました↓
余命宣告された主人公が
アロハシャツを着た陽気な悪魔と取引をして
世界から何かを消す代わりに
命を伸ばしてもらう
何を消すのかは悪魔が決める!というお話し
続きが気になって一気読みした
最後は感動してしばらく余韻に浸り
映画版も見てみたが
悪魔がアロハシャツを着ていなかったので
前半部分で観るのをやめてしまった
私は小説を先に読むと映画が楽しめず
その逆もしかり
角田光代さんの『八日目の蝉』
東野圭吾さんの『祈りの幕が下りる時』
平野啓一郎さんの『ある男』などは
映画を先に見てしまい
小説を読む気がまだ起きていない
同様に
貴志祐介さんの『黒い家』は
サイコな女役の大竹しのぶさんが
お気に入りのボーリング玉を
トイレの窓に投げ入れるシーンで
恐怖の世界に溺れてしまい
小説を見かけるとボーリングの玉に見えてしまう!
小野不由美さんの『残穢』は
映画があまりにも怖くて
小説に触れたら
"穢れ"に感染してまうのではないかと
あわわわわっ。゚(゚´Д`゚)゚。状態である
知念実希人さんの『仮面病棟』は
小説が面白くて一気読みしたが
映画はまだ観ていない
例外ケースとしては
赤川次郎さんの『ふたり』
江國香織・辻仁成さんの『冷静と情熱のあいだ』
は小説も映画も同じ雰囲気で楽しめた
やはり両方楽しめるのが
私としては理想だなあ
まだ試してはいないが
スティーブン・キングも小説と映画の両方
楽しめそうな予感がしている