あのね、小さな女の子に 「あのね、あのね、」 と耳打ちされた 打ち明けられた秘密は 甘い飴玉のように懐かしく こそばゆくて 胸がドキッと音を立てた 「誰にも言わないでね」 真剣な顔で 小指をからめてお約束 小さな秘密は 私の胸の中に 大切にしまい込んだ