美しい羽のついた

 

黄金色の万年筆を手に入れてから

 

朝起きてまどろんでいる間に

 

たくさんの物語が思い浮かぶ

 

様々な時代の

 

様々な人間達の小さな物語

 

これは私の遺伝子や魂が持つ記憶なのか

 

夢物語なのかわからないが

 

温度や香り、息遣いを伴うほど

 

生々しい物語を感じるのである