ロンドンのタクシードライバーになるためには、厳しい試験に合格しなければならない。まず地図を片手にオートバイでロンドン市内を隈なく走ってどこが一方通行か袋小路か近道か、ともかく通り名は勿論詳細な内容が問われ、その後実地テストもあるとのこと。僕たち妻と二人旅の時は、倹約の為タクシーの利用は頭からなかった。地下鉄とウオーキングである。
それが1995年僕の両親と3人の時は、否応なしにあの名物のオースチンの黒タクシー(現在は新型車となり、黒の他、赤、青などの色があるらしい)に乗った。
乗って見て分かったが、どの運転手もめちゃ真面目。5、6回使ったがみんな感じが良かったし、チップを要求するような押し付けがましいところがない。ないからかえってこちらも気分良くチップをつける。最短距離で目的地に行くし余計な話もしない。訊けば応えてくれる。タッタタッタ仕事をこなすって感じだ。料金も思ったより安かった。これなら若い時利用すればよかったと思った。
実入りもかなり良いらしくロンドンのタクシードライバーになりたい人が多いそうだ。世界から来る観光客に嫌な思いをさせて減点され貴重な資格を奪われたら一大事という考えもあるのだろう。皆さんも一度ロンドンのタクシーに乗ってみては?
(写真は'82年のリージェントストリート)
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