翌朝、遅く起きてリビングに行くと、おばあさんがブレックファーストを用意し始めた。こちらへいらっしゃいーと言われキッチンに行くと、熱いミルクティとパンと目玉焼きとバターそしてジャムが並べられていた。「頂きます」と食べ始めて暫くすると、「すぐに戻ってくるから紅茶は自由にお代わりしなさい」と言って外出した。
何だろうと思いながら朝食を楽しんでいると、すぐに戻ってこられた。そして紙袋からハムを取り出して、僕の皿に載せてくれた。僕のためにわざわざ買いに行ってくれたのかと思うと胸が一杯になった。
「有難うございます。美味しい朝食でした」とお礼を言うと、「満足か?まだパンがあるよ」と。僕は丁重に断り、リュックサックを部屋に取りに行った。
「いろいろありがとう。グッドバイ」と言って玄関を出ようとすると、さっきのハムとパンをくるんでくれて「後で食べなさい」と渡してくれた。
こんなにしてもらって・・・・・というわけで、今このように思い出話を書いていて思うのだが、イギリスで嫌な思いをしたことがないんだよね。
わずか2日間だが、素晴らしい思い出を胸に、はためくブルーに白色のクロスの
スコットランドの旗を見ながら、エジンバラ駅を去った。
(写真は1978年当時のロンドン)
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