翌朝、元気よく晴天の下、アトーチャ駅まで楽しく歩いた。トレド行きに乗車。小1時間程で到着。イスラム風タイルを駆使した駅車内 はエキゾチックだ。駅舎から出たが、はてどちらへ行ったものやら?ほとんど人影もなく不安だが、右を選ぶ。照りつける太陽に閉口しながら、しばらく下り坂を歩くと川の向こうによく写真で見た素晴らしい光景が広がってきた。この川がタホ川だ。
立派な石造の橋を渡ると門があり、そこをくぐって階段をどんどん登り又門をくぐったら、木の下のベンチで涼んでいる人達ののいる広場がある。そこで一休みして、まずは、カサ・デ・エル・グレコに向かった。中は観光客も少なくて、ゆっくり回った。「トレドの景観と地図」が印象に残っている。それと庭園内のある木の幹に書かれた落書きも面白く思えた。
そこを出て、あるバルで食事した。その時に飲んだサングリアは実に美味しかった。
店を出て細い迷路のような古い街を歩いていると、小物を売る店を発見。良いネクタイピンが意外なほど安価で売っていたので、お土産に5つ買った。そのうちの一つを今でも愛用している。一つが500円ぐらいだったか?さらに歩いていると、観光客がたくさん並ぶ小さな教会があったので、僕も入ってみた、
いやー、ヨーロッパを旅すると驚くことがしばしばあるが、これにも驚かされたね!グレコの「オルガス伯爵の埋葬」。
小さな教会の壁面いっぱいに書かれていて、色彩と特に構図が素晴らしい!厳かだが皆を自然と黙らせていた。他にも見るべき所がたくさんあるようだが、マドリッドに帰ることにした。帰りも炎天下の中、駅まで歩いた。
(写真上からエル・グレコの家、印象的な小道、以上は'78年当時に撮影した物です。下は大分くたびれたネクタイピン…。)
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