自分のパートナー、家族、友達や同僚などの話をする時、また、目の前の本人を褒めたい時、「優しい」をいつも「kind」だけで表していませんか?

 

kindはもちろん「優しい」の代表単語ですが、日本語でも「優しい」「あたたかい」「心が広い」と様々な言い方があるように、英語でも場面や相対的な立場によって表現を使い分けられるよう、kind以外の言い方を増やしてみましょう。

 

 

■considerate:相手の気持ちを汲み取ろうとする優しさ

思いやりのある優しさ。他人に不快・不便な思いをさせたり不利にさせたりしないようにとする優しさは considerate と表現できます。

・You don’t need to be so considerate with him

(そんなに彼を気遣わなくて大丈夫だよ)

 

thoughtful:配慮があり気が利く優しさ

上記のconsiderate の「思いやり」というニュアンスに加え、「よく相手のことを考えている」「気が利く」が含まれます。

・She is a thoughtful person

(彼女は気が利く思いやりのある人だよ)

 

tender:寛大で愛情深い優しさ

tenderは元々は「柔らかい」「か弱い」という意味があるので、愛情を込めて優しく接する・か弱いものにそっと触れる、というようなイメージ。

・ He wrote her a tender letter

(彼は彼女に愛情のこもった手紙を書いた)

 

 

gentle:温和・柔和・寛大な穏やかな優しさ

すぐ激高したりせず、上品で余裕のあるgentleman(ジェントルマン)のイメージな優しさ。優しく接する対象を表す時は、 with / to を使います。

・My boyfriend is extremely kind and gentle to me

(私の彼って私にすごく優しくて寛大なの)

 

attentive:よく気がつく気配り上手

attentive はattention(注意)から派生した語なので、「よく注意していて、よく気がつく」という配慮のニュアンス。この単語は、日本を訪れた外国人観光客が、日本の店員さんや駅員さんなどを表現する時によく使うイメージが個人的にはあります。

・Oh my god, the staff were super attentive!

(Oh my god, 店員さんすごく気が利いてたよ~)

 

compassionate:人の苦悩を共有・共感できる優しさ

人の感情を我がことのように感じ取る情け深さ・優しさを指せる表現。場合によっては「同情的」「哀れみ深い」とも訳せます。誰かが苦しみや悲しみに苛まれているとき、相手の立場で考えてあげられる優しさ。

・She is compassionate toward children

(彼女は子供に対して哀れみ深い)

 

 

・・・個人的な話ですが、私(Nozomi)は先週泥棒に入られて現金すべて盗まれ、さらには先日サーフィン中にフィンが耳を貫通し、6針縫いました、涙。

 

6針縫った病院代は3千円だったのですが、「Nozomiお金ないでしょ、大丈夫?縫った糸を今すぐ抜糸しますって言えばお金払わないで済むと思うけど、どうする?3000円も払えないよね」と、一切の冗談抜きに、病院に付き添ってくれたローカル友達に、本気で言われました。
さすがの私も3000円はあったので、その場で抜糸することにならず良かったです、笑。

 

バリ島ではcompassionateでtenderな皆にあれこれ心配をしてもらい、愛を感じる毎日です。

 

 

ではでは、Have a happy day everyone!!