手のひらにのせてくれた
猫は煙になった
灰になった
白い骨になった
千回なでたら、
いつものように
ぴくぴくと耳が動いて
ごろごろと喉をならして
もう千回なでたら
いつものように
大きなあくびをして
からだを起こさないかな
ぐんにゃり
やわらかくなった猫のからだを
箱のなかにおさめた
眠っているみたい
かわいいかわいい寝顔
さんかくの耳
閉じた瞳
ぴんくの鼻
わらってるような口
白い手 白い足
少しつんである爪
やわらかな肉球
しましましっぽ
もう千回なでたら
その夜は雪だった
朝、薄っすらと雪が積もっていた
あいしてるあいしてるあいしてる
ごめんなさいごめんなさい
あいしてるあいしてるごめんなさい
今日は猫の好きだった
まぶしいおひさまがでてる。
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