私の師が

「どんなに大きな河も、最初は一滴の水からはじまる。

その大きな河を渡らなければならないとき、

渡ることが難しいと思うなら、川上に戻ってみなさい。


良いと思うことも悪いと思うことも、

その一滴から始まった事を常に忘れてはならないんだよ。」


と、先日教えて下さった。


すーっと心にしみた。










一滴の水が川となり、大河となり、

いつの間にか生物が生まれ、そして海へ繋がる。
 

ある時は、その水が蒸発し天に還り、


雲となり雨となり、また地上に戻る。
 

その水が誰かの生きる糧にもなる。



一つの細胞から始まった私達。



どんなに大きなものも

一つ、一滴の集合体。




この身体を持つ私達、

大河のように、

こじれた心や思考になったとしても

さかのぼってみると

とてもシンプルだったりする。






ただ、さみしかった。

ただ、愛されたかった。



だけだったりする。







複雑にしないで

シンプルに目の前の自分に問うてみよう。


「私が本当に欲しいモノは何?」