こんにちは!
調理科学であなたの
料理偏差値をあげる
前田量子です
さて、新刊のお知らせです(^-^)
ロジカル調理シリーズ第4弾目
〝ロジカル電子レンジ調理〟が届きました
私の教室に通っていた生徒さんの中には
『え?前田先生が電子レンジ?????!!!』
と思う方もいらっしゃるだろうなと思うほど私はかつて電子レンジが苦手でした
今思うとただの食わず嫌いというか。
一度入れたら途中経過が分からない得体のしれないもの。
という苦手意識がつよくて…
使うようになったきっかけは3年前出版した
『考えないお弁当』
オフファー内容が
【3品のおかずを15分で作れて、途中洗い物は1回まで。】
え、もうそれは電子レンジ使わないと無理だ。
と腹をくくって使い始めました。
それからもニーズは高く、
沢山のご依頼を頂く中で
電子レンジと向き合うようになり、出版にいたりました。
※他にも色々な理由がありますが…
ロジカル調理は色々なデータを積み重ねて法則を見つけていく作業です。
今までは、和食、とか洋食、といった文化カテゴリーでしたが
今回は〝調理法〟のカテゴリ―。
同じようで切り口は全然違うわけです。
この本に取り掛かる時、電子レンジに
【これからあなたの得意なことを沢山見つけていきたいと思うからよろしくね】
と声をかけました。
【蒸す】がふわふわの蒸しパンやジューシーな焼売が得意だけど
周りこんがり&中はレアでジューシーなステーキができないいように
【ゆでる】はパスタを美味しくゆでるのが得意だけどシャキシャキの野菜炒めができないように
【電子レンジ】を調理法のひとつとして、
この子の得意不得意を見つけて
そこからレシピを組み立てていこう。と決めたからです。
今回も沢山の地道な検証を重ねていきました。
・ターンテーブルやフラットの違い
・どの食品が何分で火が入るのか
・水がどのくらいで沸騰していくのか
・1分で平均何ml蒸発していくのか
・調味料とマイクロ波の関係など。
※こちらはフラットテーブルとターンテーブルのマイクロ波の違いです
例えば煮物ですが
電子レンジは加熱が早いので
コンロで鍋で作る時と比べ、
必要な水分は40%まで少なくなります
それ以上多いと鍋で作ったようなほっくり感が出にくかったり味が安定しにくいという特徴が分かりました。
そんな調子で電子レンジが得意なことを沢山見つけ
自由自在に好きなものを作れるようになって
カンではなく、誰でも使える公式を導き出すことができました。
電子レンジは
正体さえわかれば、とっても心強いパートナーです
↑
正体って…(笑)
どうか電子レンジを味方につけ、
自由自在に使う楽しさを味わってください(^-^)
今回の検証にずっと付き合ってくださった
当協会講師の岩﨑幸枝さん
撮影アシスタントをつとめてくださった
二階堂 麻奈美さん
Atsuko Narayamaさん
Eri Satoさん
ありがとうございました(^-^)
Amazonページはこちらです(^-^)
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