今日もまたわたしのTシャツ・コレクション、サマー・Tシャツの時間がやってまいりました。




元ネタは村上春樹の文庫本から。



今回はついこの間友人からもらった希少絶滅危惧種のイルカの仲間のTシャツ。




正しくはそれに似たプリントのシャツ。




その希少絶滅危惧種の魚はイルカに似たヴァキータスという生き物。




日本語の名前は「コガシラネズミイルカ」でメキシコのバハ・カリフォルニアの小さなエリアにいるせいか北米での名前は「ヴァキータス」、スペイン語で「小さな牛」の意味だそう。






このイルカに似たヴァキータスは今では10頭ほどしか生存が確認されていない、ものすごく珍しい生き物。





なんで友人がこのシャツをくれたかというと、仕事で小さなグループに分かれて作業をしていた時に、違うグループの同僚に半分ジョークで「あなたたちのチーム名なに?」と聞かれた。

わたしが「ポイズン・フロッグス」と間髪入れずに答えたらみんなが気に入って、自分たちのグループ名を付けるのが流行ったことがあった。






ちなみに毒ガエルとはカラフルで小さなこちら。

この写真では黄色だけど、黄緑や青やいろんな色がある。








小さいけど猛毒です。





違うグループの同僚は誰も知らないような動物の名前を付けたかったらしい。

調べた結果ヴァキータスの存在が浮かび上がってきた。

40人近い同僚の誰も知らなかったヴァキータス、Wikipediaで読んだら可哀想すぎる現状。





キョロンとした目も可愛いしサイズも小さいのはいいけれど、魚の網に引っかかったりと生存数は減る一方。




そんなヴァキータスをグループ名にした同僚が、チーム毒ガエルだったわたしも加えてグループ・チャットを作り、やり取りするようになった。




その友人のひとりはステッカーを見つけてオーダーしてわたし達にくれて、みんなそれを自分の水のボトルに貼った。





今度はTシャツをもらったというわけ。



可愛くて可哀想なヴァキータス。




ヴァキータスの数がこれ以上減りませんように。










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