わたしのTシャツ・コレクション、サマーTシャツのお時間です。




元ネタは村上春樹の文庫本から。




今回はレコード屋さんのTシャツ。
1枚目はこちら。








今回もカリフォルニアのレコード屋さん、アメーバ・レコードのパンデミック中に発売されたもの。





ロスアンジェルスのサンセット・ブルバード沿いにあった巨大なレコード屋さん、アメーバに初めて行った時は瞳孔が開く〜!っと言うほど盛り上がった。

体育館みたいな広い店内、新しいものだけではなく古いものや輸入もの、CD、レコード、カセットテープ、本、Tシャツなど、音楽好きのための遊園地みたいなお店。




当時確か小学校高学年の上の子もレコードを集め出していて、ふたりでうきうきと棚をさらったものだった。

下の子と夫は店の隅っこの座れるエリアで辛抱強く待っていた。

待たせるのも悪いからわたしの基準では早めに切り上げたけど、それからもLAに行くたびに必ず寄る場所のひとつになった。






サンフランシスコとバークレーにもあるアメーバだけど、お店の大きさや品揃えはLAには敵わない。

どのお店もうちからは遠いけど、たまに15%オフや送料無料のセール期間はネットでオーダーしたりもしていた。





パンデミックの少し前にLAの店舗が移転するとのメールが来た。

すぐ近くのもう少し小さめな店舗に移るという。

あの大きさがよかったんだけどまあいいや、また行こうと思っているうちにロックダウンが始まり、新店舗の工事もなかなか進まないようだった。




大丈夫かなあ、と思い始めた頃、ビジネスを続けるのが難しいからネットでも買い物してねとのメールが届いた。




新しいデザインのTシャツも売り出すという。




それで買ったのがこれ。

ヘッドフォンで音楽を聴いてるアメーバが、カリフォルニアを抱きしめている。




パンデミックによるロックダウンがあったなんて嘘みたいに、街はもう以前のように活気付いている。





それが夢じゃなかったという証拠の1枚です。









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