本日は前回お伝えした『いつかは勉強せないかん』私個人の具体的事例です。

弊社は人材育成コンサルタント業ですので、人前でお話(セミナーや講演)する機会がしばしばあります。

私自身もその機会は多く、出来るだけわかりやすく、聞いてもらえる努力をしてまいりました。

私は「PREP法」という手法を学び、その一択で講演していたと言ってもよいくらいその手法がはまりました。

「PREP法」とは、
Point(要点)
Reason(理由)
Example(具体例)
Point(要点)
の頭文字をとった方法で、まず初めに「要点」を伝え、次に結論にまで至った「理由」を説明します。そのあと理由に納得してもらうための「証拠」を提示し、そして再び「要点」を伝える、という文章構成を作っていきます。

物語をつくる際に利用する起承転結と違い、ビジネスでわかりやすく説得力のある文章を書くのに向いている方法と思い、何処に言っても何を言うにもこの方法をとっていました。

何の問題もなかったのですが、ひょんなことから新たな方法を学ぶことになりました。

それは「SDS」法と言うものです。

SDS法とは、「Summary(要点)」「Details(詳細)」「Summary(要点)」の頭文字を取った文章構成のことで、ニュース番組にてよく使われる構成で、文章やプレゼンテーションなどにて、聞き手や読み手の理解を促したいときに有効だとされている手法でした。

物事を端的に伝えたい場面に使用するとよいと言うことを学び、広告や短い文章て利用するようになりました。

私個人としてはまだまだ上手く使えていませんが、両手法のメリットを考えて使い分けれるようになればいいなぁと思っています。

私なりのメリットまとめ
PREP法:物事をわかりやすく説明するのに適しており、要点以外にも説明や例をくわえているためより理解が深まりやすく、教本やセミナーといった教育での表現に有効

SDS法:事実をわかりやすく伝えることに向き、読みやすく記憶に残る文章構成のため、ブログやプレゼンのように短時間で印象付けたい場面にて有効的

と区別しています。

まだまだ未熟ですが、手法が増えることによってモチロン幅も広がりますし、ゆとりもでます。

別に何か難しいことを学ぶだけが勉強ではないんです。

前にも言いましたが、いつでも、どこでも、簡単に、手軽に、無料で学べる時代です。

ただし無料で学ぶ限界はありますし、有料には有料の良さがあります。

無料と有料の差って実は内容よりも、メンタルだったりしますが、何はともあれ学ぶことは大切で、いつかは学ばねばならないよ!というお話でした。

ではまた

株式会社ニコネクト
代表取締役 森田晴夫