※専門家でもないですし、授業で学んだ内容を自分なりに咀嚼し、解釈した程度の話ですので、参考程度に読んで下さい。

本日は会社に行けないなども含んだ不登校についてのお話です。

誰しも学校や職場に行けなくなるのは願ってないことだと思いますので、今回は行けなくなった場合のみのお話とします。(事前に防ぐ方法や考え方はまたどこかで)

まず基本的な考え方としてカウンセリングとは何か?というと、①問題解決の援助、②パーソナリティ成長の援助のいずれかを主目標にした人間関係です。

ですが一旦不登校(今回は会社に行けない方も含めて不登校と表現させていただきます)になってしまいますと、①の問題解決の援助に取り組む方が多く見られます。

最近では学校に行くだけがゴールじゃない!と様々な方法やゴールを探ったりされますが、結局ゴールの設定は問題解決援助のパターンになります。

モチロンそのパターンで成功されることもたくさんあると思うのですが、個人的にですが、②のパーソナリティ成長の援助を主目標にされてみませんか?

「なんとかしてあげる」というシナリオを手放すことで、子ども(従業員さん)の主体的過程を邪魔しなくなり、新しいシナリオが生まれてくるのではないかと思うのです。

我々親(上司)が出来ることは、子ども(従業員さん)が幼い頃(入社まもない頃)に我々(上司)がやり残してきた課題のやり直しではないかと、それこそがパーソナリティ成長の鍵ではないかと思います。

ではまた

株式会社ニコネクト
代表取締役 森田晴夫