ほうぼうで納期を確認しなさい!と聞きますが、確認と言いながら守れ!守れよー!が強すぎませんか?というお話です。

例えば「納期を守れない奴は社会人として生きていけない」とか「納期遵守は信用を獲得し、納期遵守は人の能力を高め、納期遵守はお金を生みだす」などという記事なんかも見たりします。

決まった納期を守るのは私も当然だと思いますし、守るべきですので、おっしゃるとおり、そのとおりなんですが、確認した時点でムリじゃね?って場合はありませんか?

もしくは実作業者(部下の方だったり、外注先さんだったり)の意見が聞いてもらえず、結局時間外に寝ずに頑張るなんてことはないですか?

何が言いたいかと言うと、納期を確認する時には既に変更出来ない状況になっている場合も多々ありますので、打ち合わせなどで納期を決める方は実作業者さんの事を考えて納期を設定しましょうねというお話です。

たまに部下はいつも暇で時間をもて余しているとでも思ってるか?っていうくらい短納期の仕事ばかりふる上司の方がいらっしゃいますが、本当に部下が暇で時間をもて余しているとすれば、それは上司であるあなたに問題がある訳ですよ。

また、部下の時間管理が甘いから仕事を詰め込むんだ!なんて人はいつかあなたが致命傷を追いますのでやめた方がいいですよ。

決してゆとりをもてという事ではなく、相手の事を考えた納期を設定している人にこそ、納期が守られ、信用がつき、生産性の高い仕事が出来るというものです。

ではまた

株式会社ニコネクト
代表取締役 森田晴夫