弊社では教える側のテクニックを、つまり、伝える側の方法をよくお話しますので、本日は新入社員研修や普段のお仕事などで、教わる側、つまり受け手が気に入られるテクニックのお話です。

『気に入られる』と書くと媚びるようなイメージがありますが、そういった方法ではなく、どうせ言うならこっちの言い方の方が気に入られるよ!という方法です。

なにかと言うと『名詞よりも動詞を使う』というだけです。

例えば「大変勉強になりました」は、間違いとは言えませんが、あまりに言いなれた定型句として単なる挨拶言葉に聞こえる可能性があります。

そこで「勉強」という名詞よりも「学ぶ」という動詞を使ってみましょう。

「大変学ばさせていただきました!」

この方が表現に動きが出て、前のめりで積極的な印象になりませんか?

また、名詞は活用できませんが、動詞は活用させて「学ばせていただく」と敬語にできるので、目上の方への敬意を織り込むことができます。

感謝は具体的な表現で伝えることでより相手の心に届きますので、名詞よりも動詞を使ってみて下さい。

同じ事を言っても気に入られる率がアップしますよ。

ではまた

株式会社ニコネクト
代表取締役 森田晴夫