人に対して「頭が悪い」とか「バカ」と言う人をたまに見かけますが、どちらも気持ちの良い言葉ではありません。

ですが、言ってる人は何気なく使ってるこの言葉の違いは大きいと思います。

あくまで私見ですので「そんな考え方もあるよねー」と思って読んで下さい。

まず人に対して「頭が悪い」と言う人。

この言葉を使う人は、もはや議論の方向性や相手を動かしたり、伝えるという本来の目的を放棄して、相手を攻撃してマウントをとりたいだけに見えます。

人をそのように駆り立てるものは、怒りであり、焦り、自信のなさですが、その背景にあるのは「不安」です。

つまり、どうにも説明出来ない己の力量不足を取り繕う為に発している「頭の悪い」人です。

次に「バカ」と言う言葉ですが「バカだねぇ~」なんて使い方は意味が違ってきますが、この言葉を使う人に気を付けてほしいのは、相手はバカなのではなく、あなたと考え方が違うだけです。

人はみんな価値観も違いますし、物事を見るときの視点も違います。

サクッと、はしょりますが、弁証法こそ民主主義の根幹です。
(※気になる方は、アウフヘーベンで検索下さい)

どちらも気持ちの良い言葉ではありませんので、会社内では、家庭内では…、いやいやどの場面でも使わない事をオススメします。

子供の喧嘩じゃないですが、

「バカって言うやつがバカなんよ」

ではまた

株式会社ニコネクト
代表取締役 森田晴夫