私が無麻酔歯石取りを行わない訳。 | 岡崎・西尾・安城・幸田のペット美容・トリミング DogSalon NICOni~ドッグサロンニコニ~

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先日うちの犬(ワンダラン)のワクチン接種に行って来まして、

 

歯石の相談を動物病院にてしてまいりました。

(この相談が本来の目的で行ってきましたにっこり

 

うちの犬は一応毎日、歯ブラシでシュッシュと歯磨きをしているのですが(毎日5秒で終わるくらい)

 

嫌がってしまうため、奥歯や、前歯に挟まったものもしっかり取れない状態でいました。

 

そこまで歯石ががっつり付いている訳ではないのですが、

 

前歯の根本に汚れが溜まり、歯茎に影響が出ている感じであり、口臭も少し出てきておりますし

年齢も12歳。4月が来れば13歳になりますので、

 

今やった方が良いのかと思い、相談に行って来ました。

 

その時に、「この位でもう歯石取りを行う方が良い」という写真を見せてもらったのですが

 

その写真は一見そこまで酷い状態ではない、うっすら歯石が付き始めている状態のものでありまして

 

 

結果、うち犬はもう「やるべき」状態でして、

 

1月に予約して参りましたにっこり

 

もっと早くやる方が良いかもですが、年末は避け、私の気分で1月となりますにっこり

 

 

さて、歯石取りでは全身麻酔の処置となりますので、心配だと思う飼い主様も多いかと思います。

 

 

そこで多くのトリミングサロンやショップで、無麻酔による歯石取りを行っているお店もありますが

 

私は無麻酔歯石取りはデメリットしかないと思っております。

 

 

まず、私が無麻酔歯石取りを行わない理由なのですが、

 

 

・私は歯科衛生士ではないので、知識も技術もありません。

・歯の表面をスケーラーでガリガリ削ることにより、エナメル質が傷つき、歯の艶がなくなり、その後余計に汚れが付きやすくなります。

(やられたであろう子は、表面がザラつき、汚れがすぐに付いてしまう状態であると見受けられます)

・歯間や歯周ポケットの処置は出来ないため、人間から見たら、見た目はキレイになっているかもですが、意味がありません。

・ゼオライトというのも流行っていましたが、私は鉱物を体内に入れることに抵抗があります。

・マズルを強く持つことにより、顎の骨が砕ける可能性があります。

・気道の確保もしないため、事故が起こる可能性もあります。(マズルの短い子は特に要注意)

・歯石が気道内に入ると肺炎を起こす可能性もあるとか・・・

 

などなど、とにかく無知識の素人がやる事ではないと思っております。

 


 

 

で、私は動物病院にて全身麻酔で歯石取りを行いますが、

 

うちの犬の犬生はまだまだ元気に続く予定なので、長期的に見て、

今なら、心臓も問題無いし、その他の内臓も問題無いし、不安要素がほぼ無いのです。

 

これが、数年後となるとわからないので、

 

「今でしょ。」と思い決めました。(古い?)

 

 

 

 

歯は今こんな感じ↓

 

 

 
嫌がるので根本までお見せできないのですが、
 
おそらく「きれいじゃん」と思う方も多いかも知れません。
 
歯の根元辺がね、少しやられてると思うのです。
 
 
犬歯もお見せしたいのですが写真が撮れません。(がっつりは付いていません)
 
 
 
実際、歯を残せるのか抜歯をしないといけないのかは、麻酔をかけてやってみないとわからない事とのことです。
なんかカタカナの単語を先生が言っていたのですが、一切を忘れてしまった無気力
 
 

 

 

 

 

 

お家にて毎日少しでも歯磨きをして頂けば、ものすごく酷い状態にはなりづらいのではと思っております。

 

私なんて、寝る前5秒ですから。

私のやり方のイメージは、ブラシで歯の間に挟まったカスをかき取る感じでやっています。

あとは歯と歯茎の間を意識しています。人間と同じ。

 

 

(運の良い子は、何もしなくてもキレイな子がたまにいます。)

 

 

 

毎日のケアは、私たち飼い主の手にかかっています。

 

何事も、やるもやらんも飼い主次第ですからね。

 

愛犬さんが、出来る限り元気で長生きできる道を選択できると良いですね。