先日、ある石と出会った。
とあるフリーマーケットの小さなブースで、ガラスの小瓶に詰まった飴色の小石が数百円で売られていました。
石は好きなので、とりあえず覗いてみたところ、それがなんとも不思議な質感の石だったのです。
掘り出した石そのままでもなく、よくパワーストーン屋さんで売られているようなツルツルピカピカに磨かれたタンブルでもない。
ガラスの欠片が波に削られてまるくなったシーグラスの様な感じ。
訊いてみたところ、海岸で採集したものだそう。
よく見ると瑪瑙っぽい模様が出ている石もある。
なんだかやたらときめくものがあり、一瓶購入してみた。
後で調べてみたところ、このような瑪瑙はビーチコーミングで採集されるものの一つとしてわりと知られているみたいです。
見れば見るほど可愛くて、すっかり気に入ってしまった。
故ヨーガン・レール氏がラタンプールで採集していた石のような自然な楕円形で、しましまや円が何重かになっているような模様の瑪瑙が私の理想の石の一つなのですが、それに通ずるものを感じたのです。
一瓶じゃなく、もっと買っておけば良かった…。
ビーチコーミングしに海行きたい~。
でも、もう冬で寒いし、うちの近くの海は普通の砂浜で貝殻すらあまり見かけない…。
ビーチコーミングできそうな海に連れてけ~と、夫に言ってみたが「一人で行って勝手に拾え」と…。
ビーチコーミングは暖かくなったらまた頼んでみるとして、この水磨礫の瑪瑙、ネットで購入できないものかと、フリマアプリやオークション等を探してみたがなかなか見つからない。。
シーグラスや貝殻や珊瑚なんかは売っているのに…。
と思ったら、見つけてしまった。
そのままの石ではないけれど、
ビーチコーミングで採集した小さな瑪瑙(シーグラスならぬ、シーアゲートと言うそうです)で作られたブレスレット。
ご自身で拾い集めたシーアゲートやシーグラスをアクセサリーに加工されている「アクセサリー工房イロイロ」さんという作家さんのブログを発見し、ハンドメイドサイトに出品されていた作品に一目惚れし即買いしてしまいました。
オールシーアゲートのブレスレット。
穴を開ける以外は一切加工していないシーアゲートを繋いでつくられたものです。
海の波に削り磨かれた、一つとして同じ色や形のない石。
自然な色や形と、センスの良い組み合わせのおかげで、石のブレスレットにありがちなお数珠っぽさもなくて可愛い。
作りもとても丁寧で、よく見ると穴口の縁を一つ一つ面取りしてある様なのです。
安物の天然石ブレスレットやお数珠なんかだと穴口の面取りをしていない事が多いのですが、作りの良いものだと面取りしてあったりします。
そうする事で糸が切れにくくなったり、石が割れづらくなったりします。
さらに、なんと素敵なオマケまでいただいてしまいました。
シーアゲートの小石と、シーアゲートのイヤフォンジャック。
ブレスレットの注文時に、アクセサリーに加工していないシーアゲートも販売して欲しいなぁと、図々しくもちょろっとリクエストしたため、オマケで少しわけてくださいました。
イヤフォンジャックはブログのノベルティみたいです。
残念ながら、今使っているスマホはイヤフォンジャックを付けると、イヤフォン挿す所の蓋がぺろ~んとなってしまって付けられないのですが、機種変更したら絶対使います。
それまで大事に保管しておきます。
さらにさらに、丁寧なお手紙までいただいてしまいました。
ありがたすぎて嬉しすぎて感激です。。
全部宝物です。
大切にします。
そして、シーアゲート。
暖かくなったら自分でも海岸で探してみたい。