大桃沙織さんの針刺し。 | nicoブログ。

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以前、マテリアというお店で開催された三人展で、鍛金作家の大桃沙織さんの銅のぐい飲みと真鍮の箱を購入したのですが(関連記事)、実はその後もず~っと針刺しが気になっていました…。



そもそも最初に知った大桃さんの作品が針刺しで、元々は針刺しが欲しかったのに、実際に見に行ったら、どの針刺しか決められなかったのもあり、お目当ての針刺しを買わずに箱とぐい飲みを買ってきたのです。





次に機会があったら絶対針刺し買うぞ!!と思っていたのですが、
10月1日から10日までの間、沼垂テラスにあるニカイギャラリーで、大桃沙織さんと草木染め手織り作家の佐藤亜紀さんとの二人展が開催されるというDMを頂いたので、これは行かねば!と、夫に連れて行ってもらうことに。







初日に行こうかと思ったのですが、良く考えたら2日の日曜日なら、毎月第一日曜日に開催される沼垂朝市もあるので、2日に家族で沼垂へ。






朝市では子どもも参加できるワークショップがあり、もの作り好きな娘のお目当てはワークショップか、ガラス工房のとんぼ玉作り。


またガラスやりたいー!と言っていましたが、過去に三回も作っているので、ガラスはまた今度にしてもらいました。。


今回は真鍮の輪っかをカンカン打って指輪を作るというワークショップがあり、娘は指輪作っていました。



 



娘がお姉さんの指を金槌でゴン!とやるんじゃないかと、見ていてちょっと怖かったです(笑)
















叩いて仕上げた表面の質感が好い感じ。









ちなみに夫&息子は、通りをぶらぶらしてアイスを食べたりしていました。









色々なお店が出店する沼垂朝市ですが、
私はまずはニカイギャラリーへ。





大好きな大桃さんの作られた美しい作品が沢山ありました。





合同で展示されていた佐藤亜紀さんのストールや布小文字もとても綺麗でした。

草木染めの自然で優しい色合いで表現された、夕焼け色のさざ波と題されたストールとか、素敵でした。







大桃さんの作品では真鍮の茶匙とか蛾のブローチとか、色々目移りしつつも、やっぱり今回は針刺し。


ずっと欲しかったお目当ての針刺し、六点並んでいました。







その中で迷ったのが、雲丹と蓮と向日葵。


大桃さんの針刺しと言えば雲丹モチーフのイメージですし、私もずっと銅の雲丹が欲しかったのですが…やはり悩む。。。


大桃さんの丸い針刺しは、中に羊毛を詰めた半球型の金属を上下でくっつけて作られていて、下半球には模様等はなく、穴や模様は上半球にあるのですが、蓮や向日葵の方が上下の繋ぎ目がデザインに溶け込んで馴染んでいるように感じたのです。


本当に悩みました…。


悩んでいたら、大桃さんご本人がいらっしゃって、少しお話させていただきました!


前回のマテリアでの三人展では在廊日に行けなかったので、初めてご本人にお会いできました。


柔らかい雰囲気でとても優しそうな方でした。

服装もオシャレでした!



最初に作られたのは雲丹モチーフなので、やはり雲丹には思い入れがあるそうです。






こちらが雲丹モチーフの針刺し





針刺しとして一番使いやすいのは蓮だとおっしゃっていました。





こちらが蓮モチーフの針刺し






悩みまくって、蓮も捨てがたかったけれども、やっぱり丸い型が好くて、黒っぽい色と中の羊毛の黄色の色合いも気に入った向日葵を選びました。





こちらが私が購入した向日葵モチーフの針刺し






ついに買ってしまいました。


ただの裁縫道具の一つであるピンクッション・針山と考えると、なかなか高価ですが、大桃沙織さんの作品は持っているだけで嬉しいのです。


眺めているだけでうっとりしてしまいます。


いつでも見られるように、ちょこちょこっとすぐに使えるように、小さな裁縫箱に入れる事にしました。











いつか大きい裁縫箱用に、蓮の針刺しも欲しい…。







また展示会がある時にはお知らせを送ってくださるそうです♪
   














今度は茶匙がブローチを狙おうと思います。







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