獅子の子落とし | とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

秋葉原から約900km離れた九州のとある地より。立場は在宅。されど、思いの丈なら負けない!

獅子の子落とし 】(ことわざデータバンクより)
自分の子に試練を与え、その才能を試すこと。
獅子は、産んだ子を深い谷に投げ落とし、
這い上がってきた強い子だけを育てるという言い伝えから。



一連の「週刊文春(以下文春)」の件など全くもってのスルーで、
久々にGoogle+に降臨したやすす(秋元康)が投稿したのは、
「サプライズ」を装った「予定調和」ともとれる内容でした。



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業務連絡。
北原へ。

10月からフジテレビで始まる新番組「テラスハウス」に推薦しておいた。
出演するかどうかは自分で決めなさい。

男性3人、女性3人が一つの家に住む恋愛バラエティーらしい。
「あいのり」のシェアハウス版だな。
初めはAKB48にMCをやって欲しいという話だったのだが、
それじゃあ普通だろ?っていう話になり、
そこに住む3人の中にAKB48のメンバーがいるのはどうだ?
ってことになった。

現役のアイドルが知らない男性たちと一緒に住むなんてないだろ?
(もちろん、部屋は別だ)
しかも、恋愛禁止のAKB48が、だよ。
ガチでその家に住んで、そこから仕事に行くことになる。

現役のアイドルは恋愛と仕事とどっちを取る?が、テーマだ。
これは北原しかないと思った。
真面目で仕事熱心じゃないと困るからね。

どうする?
やるか?

無理はしなくていい。
フジテレビのスタッフとじっくり話しなさい。
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やすすはあくまでも「出演するかどうかは自分で決めなさい」、
「無理はしなくていい」と書いてはいますが、
ここで仮にきたりえ(北原里英)が断ったところで、
「テラスハウス」という番組自体がなくなるわけではないですし、
きたりえが断れば、その分の枠が空くことになって、
代役探しのために、スタッフに労力をかけさせてしまうことになりますし、
何より、ただでさえそこまで関係が厚いわけでもない、
AKB48とフジテレビの間にようやくつながろうとしている1本の綱を、
自ら切ってしまうことにもなりかねないわけですから、
本当にきたりえがAKB48のことを心から想っているのであれば、
内容がどうであれ、断るなんて選択肢は出ないはずでしょう。

もっとも、実際のところは、すでにきたりえの元に話は渡っていて、
きたりえがすでに受諾した上で出演が成立していて、
それを少しでもストーリー性のあるものにして話題性を集めようと、
本業は構成作家のやすすが動いたとも言われています。
「テラスハウス」の初回放送がいつかはわかりませんが、
現時点で、すでに収録が始まっている可能性もあるわけですしね。

ですから、おそらくきたりえは断らないはずですし、
「テラウハウス」も、予定通りに始まることになるはずです。



上の投稿でも「恋愛禁止のAKB48」と謳っているやすすですが、
先日から続く一連の「文春」の報道への対応からして、
承諾を得た上でのカラオケだとか、合コンだとか、
恋愛へのキッカケになりそうな異性交遊に関しては、
よっぽど重度の者でない限りすべてスルーする方針だと思われるだけに、
今回の「テラスハウス」に関しても、企画への嫌悪感は何もなくて、
むしろ、「恋愛禁止」に人一倍敏感になっているであろう「ヲタ層」に対して、
わざと吹っかけるような事を仕掛けて、その反応を楽しむとともに、
より大きな話題性を生もうとしているんだろうなと思えてきています。

それはまさに、「恋愛禁止」に敏感な「ヲタ層」の耐性を見る、
ある種の「獅子の子落とし」とも言えるのではないかなと思っています。



例えば、「文春」から異性交遊の現場を押さえられて、
その動向が物議を呼んだ優子(大島優子)は、
最新シングル「UZA」の個別握手会でも一次で完売していて、
「文春」の報道は、一部の「ヲタ層」にはダメージを与えたものの、
それが大きな影響は生んでいないことが改めて証明されましたし、
他の「選抜」常連メンバーにしても、
これまでに何かしらの醜聞が報じられた過去があったものの、
それが大きく人気を落とすキッカケになったことはほとんどありません。
これは、ちょっとやそっとのことでは「推し」の層が薄くならないという、
安定感の証明であるのかなと思うところがあるのです。



きたりえは、第4回選抜総選挙で13位に入っていますが、
それより上にいる12人のうち、これまでに何かしらの醜聞がないのは、
まだ15歳のじゅりな(松井珠理奈)ぐらいなもので、
あとの全員は、大なり小なりの醜聞を経験しているわけで、
それを乗り越えて上位にいるからこそ、優遇されているというのもあるのでしょう。
それは、メンバー自体ももちろんですが、何よりも、
そういった醜聞があっても「推しメン」を見捨てようとしない、
それぞれのメンバーの「推し」が評価されているということだと思うのです。



先日の第2次「組閣」で、佐江ちゃん(宮澤佐江)がSNH48へ「移籍」したり、
あきちゃ(高城亜樹)がJKT48へ「移籍」することになったのも、
それぞれの「推し」を試そうとしているというのもあるのかと思っています。
これで「推し」がちゃんとついてくるようなら、戦力とみなされて、
日本へ帰ってきてからも重宝されるんだろうと思いますし、
逆に、これで「推し」がドッと離れるようならば、それまでということなんだろうと。



今回の「テラスハウス」の件も、
「きたりえ推し」に対する「獅子の子落とし」のような気がしています。
これまで、選抜総選挙で上位にいる他のメンバーに比べ、
恋愛絡みの醜聞から遠いイメージのあるきたりえに対し、
あえて恋愛というスパイスをわざとかけてみることで、
「きたりえ推し」の耐性とやらを測りたいんだと思います。
これで、それほど「きたりえ推し」が離れていかないようなら、
きたりえは今後も戦力としてちゃんと評価されて、
「UZA」では外れた「選抜」へ帰ってこれるかもしれませんし、
逆に、これで一気に「きたりえ推し」が離れていくようなら、
このまま「選抜」へは戻れないんだろうなと危惧していたりします。

やすすが「真面目で仕事熱心じゃないと困る」と書いたのも、
そういったきたりえの側面をきちんとわかっているからであって、
あえてそういうイメージと遠いきたりえに企画をやらせることで、
きたりえと「きたりえ推し」を測ろうとしているんだろうと思うのです。



結果的には、先の「文春」報道も、「テラスハウス」にとっては、
恰好の宣伝材料になったかなと思わせるところがあります。



考えたら、これまえのきたりえには、大きな醜聞がなかったこともあってか、
色気というものをあまり感じることがなかった気もするのですが、
そんなきたりえも、今や21歳の立派な淑女。
そろそろ、新たな一面を見せるときなのかもしれません。

もちろん、当の「きたりえ推し」の心境は複雑だろうと思いますが、
きたりえを「推し順」の上位に置く自分としては、今回の件は面白いと思いますし、
所詮はやすすが吹っかけた「合法」なんですから、
もし、実際の構成が台本に一切基づかないものならば、
きたりえのやりたいようにやればいいと思っています。

実際にルームシェアする相手が誰かにもよりますが、
どうしても感情が抑えられないというのであれば、
恋愛を選んで「卒業」しちゃってもいいだろと思っています。
むしろ、そういう道を選んだ方が、新たな支持層を得て、
案外、芸能界でうまく立ち回っていけるのかもしれませんし。
もちろん、これといった相手がいないのであれば、
無理してまでそういう道を選べというわけでもないですが。



とりあえず、事情がどうであれ、地上波で流す番組である以上、
自分としては、楽しまなきゃ損だよなという心情です。
実際、「テラスハウス」の世界に放り込まれたときに、
きたりえがどういう言動を見せ、どういう結末へ向かうのか、
自分としては、毎週オンエアをチェックするつもりでいます。