そして、ひっそり辞めていく | とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

秋葉原から約900km離れた九州のとある地より。立場は在宅。されど、思いの丈なら負けない!

AKB48研究生、サイード横田絵玲奈が活動辞退(ナタリー)  より

AKB48の12期研究生、サイード横田絵玲奈が
研究生としての活動を辞退したことが発表された。

AKB48の公式ブログでは横田からのコメントを発表。
辞退の理由について横田は「学業との両立をしようとしてきましたが、
なかなか上手く出来ず悩んだ結果このようになりました」
「今年私は受験生で学業に専念したいと思います」と説明している。

横田は2011年2月の12期生オーディションに合格し、5月の研究生公演でデビュー。
今年7月に行われた「AKB48第3回じゃんけん大会」の
研究生予備戦で本選出場権を獲得し、
9月18日に日本武道館で開催された本選に出場したが1回戦で敗退していた。



えれちゃん(サイード横田絵玲奈)の「辞退」が、
トガブロ(AKB48公式ブログ)で発表されたのは9月24日の15:00だったのですが、
その数時間後に、NMB48が新曲「北川謙二」を初披露したりしたことで、
すっかり風化されてしまったような感じさえしてしまいます…。



AKB48の研究生メンバーの「辞退」は、
先月の第6回セレクション審査で不合格になった13期生の5人以来で、
自ら「辞退」となると、えれちゃんの同期にあたる、
12期生のりかちゃん(鈴木里香)以来となります。



2009年9月以降にAKB48へと入ってきている9期生以降のメンバーたちは、
わずか2ヶ月前にAKB48に入ってきた14期生を除くすべての期において、
現時点で、すでに誰かしらのメンバーがAKB48を去っています。

チーム4の結成など、何かと恵まれていた感のある9期生でさえ、
まず、チーム4の結成が発表される前に5人が「辞退」し、
なんちゃん(森杏奈)が、チーム4の初日公演の前に「辞退」しているのです。

10期生は、10人という少ない人数で始動したものの、
ひとみん(岩崎仁美)がセレクション審査に不合格、
ゆうちゃん(金沢有希)が「辞退」と、2人の「辞退」者を出しています。

11期生も、スタートの段階では10人だったものの、
こちらは、お披露目から2ヶ月もしないうちに早くも3人が「辞退」し、
その後、2人が同時に「辞退」して、現在では半分の5人になっています。

16人という大所帯でスタートした13期生は、自主的な「辞退」はないとはいえ、
先月の第6回セレクション審査を経て、現在は11人となっています。

そして、えれちゃんが新たに「辞退」することとなった12期。
りかちゃんに続き、えれちゃんも「辞退」することで、残りは7人になります。
このうち、カレン(岩田華怜)、じゅり(高橋朱里)、たのちゃん(田野優花)は、
今年3月にチーム4へと「昇格」し、先月の第2次「組閣」では、
とむ(武藤十夢)も新生チームKへの「昇格」も決まっており、
現段階で、まだ「昇格」を果たせていない12期生は、
みゆぽん(大森美優)、ゆかるん(佐々木優佳里)、
ひらりー(平田梨奈)、えれちゃんの4人だけでした。



今年6月に、10期研究生と11期研究生が全員「昇格」を果たし、
先月の第2次「組閣」では、同期のとむの「昇格」が決まった上、
「1チーム16人制」が撤廃されたことで、
研究生の「アンダー」入りの機会の減少が懸念されることになった。
その上、「昇格」組も含めた13期生に加え、14期生という存在も現れたことで、
研究生の中では最古参となった12期研究生の3人は、
何かと危機感を感じていたところはあったかと思います。

その中で、みゆぽんは元々、米ちゃん(米沢瑠美)の「アンダー」として、
コンサートでのチームKの楽曲や、チームKの全国ツアーに参加したりして、
「兼任」組のじゅりな(松井珠理奈)が米ちゃんのポジションに入った後も、
じゅりなの怪我による一部出演を受け、急遽「アンダー」として、
先日の福井でのチームKの全国ツアーに参加するなど、
チームKの中ではかなりの信頼を得ていますし、
ひらりーも、Google+で展開したゲームブックについて、
プロのゲームデザイナーから評価をもらうなど、
その才能が外部からも注目されたりしている中で、
えれちゃんは、「フェアリー・ジャパン」のメンバーである、
サイード横田仁奈の妹という付加価値はあったものの、
それ以上のものがなかっただけに、きっと焦りを感じていたはずでしょう。

結局、「名前が長い」、「顔が濃い」といったこと以外で、
えれちゃん個人に光る要素というものを感じられなかっただけに、
このままでは、やっぱり辛いまま終わってしまうかもしれないわけで、
それならスパッと「辞退」ということなんだろうなと思います。
本気でAKB48に残るつもりがある、もしくは、
AKB48の中で比較的いい扱いを受けているというのならば、
「辞退」という選択肢は一切考えないものかと思うのですが、
正規メンバーでもない上に、人気もついてきていないのであれば、
ここで「辞退」という選択肢を選ぶのも、一理はあると思っています。



結局、自分の中では、名前を越えるインパクトは最後までなかったえれちゃん。
現在15歳という年齢だけに、学業もさることながら、
3歳から小学6年生まで、姉と同様に新体操も習っていただけに、
今から本気になって鍛え直していけば、19歳になっている4年後には、
まさかの「フェアリー・ジャパン」入りなんてこともなくはないかと思っていたりします。
もっとも、本人にそういう意思があるかどうかはわかりませんが。



果たして、再び華やかな舞台に現れるとすれば、その舞台はどこになるのか。
ひっそりとAKB48を去っていくえれちゃんの今後が楽しみではあります。