上からマリコ | とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

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篠田麻里子センター曲のタイトルは「上からマリコ」(スポニチアネックス)

AKB48が29日、
東京・調布市の味の素スタジアムで全国握手会イベントを開いた。
その場でメンバーにもサプライズで、
12月7日発売のシングルの詳細が初めて明かされ、
「24thシングル選抜じゃんけん大会」優勝者の
篠田麻里子がセンターを努める曲のタイトルが「上からマリコ」と発表された。

メンバーの名前がタイトルになるのは、AKB48の曲としては初めて。
また、本来じゃんけん選抜のシングル曲候補として予定されていた
織田哲郎作曲(同カップリング曲)「走れ!ペンギン」は、
篠田麻里子が優勝したことにより、“イメージが違う”という判断で
急きょ「上からマリコ」に変更したことも明かされた。

そのPVを同会場に来た人だけに初公開。
それを見ながら篠田は
「最初、タイトルを見たときはびっくりしました。ちょっと笑っちゃいました」
と照れながら
「じゃんけんのシーンやいろいろと振りがあったりとかして、
これから皆さんにもいろんな形でお披露目していければと思いますので、
ぜひ楽しみにしていてく ださい」と笑顔で話していた。

なお、「走れ!ペンギン」は、同シングルの劇場盤のみに収録され、
AKB48 チーム4が歌唱することになったことも発表。





最初、この話を聞いたときは、
「いよいよ秋Pがふざけ始めたか?」と思いました。

過去にも、「くるくるぱー」とか「ウッホウッホホ」、
「ペラペラペラオ」に「嘘つきなダチョウ」と、
個性的なタイトルの楽曲を多数送り出してきている秋Pですが、
AKB48のシングルだけに限れば、
ここまでふざけた感じのタイトルは今までになかったですから。
前回の「じゃんけん選抜」の曲のタイトルも「チャンスの順番」でしたし。

ただ、この「上からマリコ」というタイトルには、ちゃんとした理由があるようで。





篠田麻里子、じゃんけん選抜曲決定!その名も「上からマリコ」(スポーツ報知)
より一部抜粋

「上から」は、「AKB48で最も年上」という意味。
年上の女性の自由奔放なかわいらしさを本人に重ねて作られた。
歌詞にも「マリコ」というフレーズがあり、みんなで歌えるアイドル曲に仕上がった。 





「上からマリコ」というタイトルの発表の場となった、
昨日の味の素スタジアムでの全国握手会では、
すでに「上からマリコ」のMVも公開されており、
現地に行った人たちの情報によれば、
曲のタイトルこそ「上からマリコ」であるものの、
MVでメインになっているのは、まりこ様(篠田麻里子)よりも、
むしろ、れいにゃん(藤江れいな)やみぃちゃん(峯岸みなみ)、
まりんちゃん(小林茉里奈)なんだとか。

ということは、前回の「チャンスの順番」のように、
準優勝だったはるきゃん(石田晴香)よりも、
15位のあっちゃん(前田敦子)の方が長く映っていた、
なんてことはないのかもしれませんね。
ただ、そうなると、前回の「チャンスの順番」のときのメンバーが、
いよいよ可哀想に思えてくるものですが…。





メンバーの名前がタイトルに入った曲といえば、
今年のリクエストアワーでも64位に入った、
まゆゆ(渡辺麻友)ソロの「麻友のために」がありますが、
この曲は、あくまでもアルバムに収められた中の1曲であり、
AKB48のシングル表題曲のタイトルに、
メンバー名はおろか、人名が入ることすら史上初のことです。





これはあくまでも個人的な意見ですが、
おそらく、「上からマリコ」は、初週100万枚はおろか、
トータルでの100万枚セールスも厳しいんじゃないかと見てます。

というのも、このシングルに関しては、「チャンスの順番」同様、
劇場盤握手会は行うものの、全国握手会は行わないだけに、
劇場盤こそ引き続き売れていくとしても、
通常盤のセールスが大きく伸び悩むと踏んでいるからです。

事実、「チャンスの順番」のときも、その前にリリースされた「Beginner」が、
初週で82.7万枚を売り上げたのに対し、
「チャンスの順番」の初週売り上げは59.7万枚と、
「Beginner」を23万枚も下回っているのです。
その次の「桜の木になろう」が、初週で94.2万枚を売り上げていますから、
明らかに「じゃんけん選抜」で売り上げが落ちているのがわかります。

おそらく、今回の「上からマリコ」も、オリコン1位は確実としても、
ミリオンセールスまで期待するのは、少々酷なように思います。
おそらく、秋Pもそれは感じているはずでしょう。
それならば、さらなる「新規」層を取り込むためにも、
何かインパクトのあるものを仕掛けた方がいいんじゃないのか…。
ひょっとしたら、そんな思考の末に考え出されたのが、
当初の予定であった「走れ!ペンギン」しかり、
今回の「上からマリコ」だったのかもしれません。





果たして、この「奇襲」ともいえる作戦は功を奏するのか。
12月のリリースを楽しみにしておきたいと思います。





しかし、「まりこ様のイメージに合わない」って理由だけで、
あの織田哲郎氏の楽曲をカップリングに回しちゃうとか、
改めて、秋Pの相当な「強気」ぶりを垣間見た気がしましたよ。