復興への想いの結晶 | とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

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秋葉原から約900km離れた九州のとある地より。立場は在宅。されど、思いの丈なら負けない!

AKB48の23thシングル「風は吹いている」。
本日がフラゲ日ということでフラゲしてきたわけですが。





改めてジックリと歌を聴いてみると、
今回も、秋元Pはなかなかいい詞を書いてるなと実感するわけで。

「RIVER」、「Beginner」と、ここ2年の「秋リリース」シングルは、
いずれも、力強さを感じる詞だったのですが、
今回の「風は吹いている」は、その力強さに、
東日本大震災からの復興支援という意味合いも加わって、
より力強さが増したような印象さえ抱きます。





特に印象的な歌詞を挙げるとするなら、

「この変わり果てた大地の空白に 言葉を失って立ち尽くしていた」

「どこかに神がいるなら もう一度 新しい世界をこの地に拓かせてくれ」

「記憶の傷口はかさぶたになって 痛みの中にやさしさを生むんだ」

「溢れた涙の分だけ何かを背負わせて欲しいよ 傍観者にはならない」

「前を塞いでるガレキをどかして 今を生きる」

「もしも風が止んでしまっても 風が消えた世界はないんだ」

といった感じです。





東日本大震災発生から200日以上が経過しました。

徐々に被災地にも平穏な日々が戻りつつありますが、
依然として、瓦礫の問題に放射能の問題と、
すべての傷跡が癒えたわけではありません。

「誰かのためにプロジェクト」により、そんな被災地を支え続けてきたのが、
AKB48をはじめとする「48グループ」でした。

元々、プロジェクト名にもなっている「誰かのために」という曲は、
「反戦歌」という意味合いが強く、震災からの復興という点では、
少しポイントがズレていたところもあったのですが、
今回の「風は吹いている」は、まさに震災からの復興を表す詞となっており、
「48グループ」の復興への想いの結晶というべき曲だと思います。





この曲が売れれば売れるほど、被災地に力が届くことになります。
それだけに、たとえどういう形であったとしても、
この曲が1枚でも多く売れていくことを願いたいと思います。

できることなら、この曲が「レコード大賞」をとってほしいとも思うぐらいです。
もっとも、「レコード大賞」にはいろんな「しがらみ」があって、
AKB48が「レコード大賞」をとるのは難しいともいわれているのですが、
この曲が「レコード大賞」をとれば、きっと、被災地の皆さんにも、
これ以上ない希望が届けられると思うのです…。