今日は、久しぶりに長崎での研修に行ってきました。
ここ数年福岡に行くことが多かったので、久しぶりでちょっぴりドキドキしましたが、地元の先生とお知り合いになれたり、子育て支援レッスンに来てくれたママに会えたり、懐かしい先生とお会いできたりと一気に輪が広がり嬉しいです。

さてさて、今日の研修テーマは「モンテッソーリ教育」。
学生時代、実習先の幼稚園が取り入れていたこともあり、今も興味がある教育の一つです。
中でも敏感期についての説明は、とても興味深かったです。
「子どもには、何もしなくてもそこにいるだけで自然に吸収してしまう時期」があるといわれています。
たとえば、母国語など、私たちは知らず知らずのうちに獲得していますよね。
3歳までの間には、様々な分野の敏感期があり、非常に大切な時期です。
この3年間に自然と身につけたことを、大人になってから身につけようとすると60年かかるそうです。
昨日の小学生レッスンでのことを思い出しました。
2歳からリトミックを始めてくれたNちゃん。
先月から、6/8拍子と3/4拍子交互に指揮をしながら、拍子違いのカノンに取り組んでいます。
「発表会では、いくつ出そうか?4つくらい?」
ときくと
「いくつでもいいよ。どんどん聴いて、してるだけだから。」とのご回答。
長くなるとそれだけ集中力が必要になるため、増やすとわからなくなってくるお子さんもいます。
実際、大人のレッスンでも途中から脱落してしまうことはよくあること。
でも、小さい頃からしていると頭を使わず感覚で動いているので、いくつでも永遠に対応できてしまうのでしょうね!
ちなみに、長大生のアシスタントにも
「一緒にやってみる?」と声かけたのですが、
「ずっと見てシュミレーションしてみてるけど、全くできる気がしない。」とのことでした。
今は、わかりやすいように拍子を交互に出しているのですが、「講師の研修ではそこも考えながらアトランダムに出てくるよ。」と伝えると
「聞こえたリズムで拍子を判断してるから、いろんなの出して全然大丈夫。」
とのことでした。
私のように大人からリトミックを始めると、まずリズムを聴いてから頭の中で拍子を判断して動きます。
2歳からしていると、きっと考えなくても身体が自然と動くのでしょうね!!
このような回路は、やはり敏感期でないと作られなかった回路です。私をはじめとした大人が苦労しているのを沢山見てきているので、実感しています。
来週は、アトランダムに出していきたいと思います。ピアノを出す方が必死です。
思えば、ずっと必死だったような↓
ちょうど3年前の今日の記事を読み返してみました↑
私よりどんどん上をいく子どもたち。講師として日々成長させてもらってます。
追い越されないように、もっともっとあちこち研修に出向いて頑張らなければ!!
やっぱり学ぶことは楽しい!!と思った1日でした。
モンテについては、さっそくベビークラスのレッスンでもご紹介していきますね。
リトミック教室NicoNico
廣田 奈穂子でした![]()